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第六話 春、到来! 出会いと別れは、嵐の如く!!(158)
楓に背中を流して貰うことに、香也はなんとも奇妙な印象を覚えた。そもそも幼少時を除いて、他人に体を洗って貰う、という経験自体が珍しい。一通り背中を洗い終えた楓が、前の方も洗うと言いだしたのだが、流石に照れくさかったので、そっちは丁重にお断りする。それでは、と、楓は香也の頭を洗いたいといいだし、香也は、正面から向かい合って体を洗われるよりは……と、楓に洗髪を任せることにした。他人に自分の髪を洗われる感触は背中を流されるよりも珍しく、香也はなんともいえないくすぐったさを全身に感じた。
最後にシャワーを浴びて全身の泡を洗い流すと、今度は香也の方が、今までやって貰ったことの代わりに、と、今度は楓の背中を洗わせて貰うことを提案する。
最初のうち、楓は、「いいですよそんなの」みたいな感じでいやがっていたが、香也がいつも一方的に世話して貰うだけでは悪い、勉強のことだって、教えて貰う側の香也より楓の方が大変なはずだ、みたいなことをぼそぼそといい続けると、終いには折れて背中を向けてくれた。楓の白い背中を見た香也は「……小さいなあ……」とか思いながら手を動かす。楓の肌は滑らかだった。肌理が細かい……ということも、肌同士を密着させた感触も、香也は知っているわけだったが、うかつなことを思い返すとうっかり下半身が反応してしまいそうになるので、極力を雑念を頭の中から追い払って楓の背中を洗うことに専念した。とはいえ、若い香也のその部分は先ほどから充血しており、いわゆる半勃ち状態には、なっている。香也の意志の力で上向きに跳ね上がるのをどうにか防止しているような状態だった。
一通り洗い終わった楓の背中をシャワーで流すと、香也が制止する間もなく楓がこちらに向き直った。当然、楓の裸体を正面から、間近に見ることになる。
見慣れてはいるのだけど、香也はすぐに顔を背けて視線を背けた。香也の注意が逸れた隙に、楓は香也の手からスポンジを奪い取り、香也の肩に肩手をかけて、香也の体の正面を洗いはじめる。
香也が多少、強引に楓の背中を流したことで、楓の方も、意地になっている部分はあったのかも知れない。常に香也の肩や腕のどこかしらを掴み、香也が逃げないように工夫しながら、香也の体を正面から洗いはじめた。
首からはじまって、肩、腕、胸、わき腹、腹……と、洗う箇所がだんだん下がってくるのを意識しながら、香也は、できるだけ楓の顔を体を見ないようにしていた。それでも香也の分身は反応し、どんどん上を向いてくる。大きくなったその部分について、楓は当然気づいていたはずだが、香也が照れくさがっていることを察してか、何も言わなかった。香也の股間、まさにその部分を洗う時も、とりたてて扇情的な動きをすることもなく、複雑な形状の部分も含めて、淡々と手を動かして丁寧に洗っていく。
そうしてもらいながら香也は、ありがたいような残念なような情けないような、複雑な気持ちになった。
香也の前をすっかり洗い終わり、泡を洗い流した後、楓が「……わたしの体も、正面から、洗いたいですか?」と聞いてきたので、香也が慌ててぶんぶんと首を横に振る。 楓は含み笑いをしながら、「じゃあ、お風呂に入って暖まってください」という。
いわれた通りに香也が湯船につかっている間に、楓は体の残りの部分の髪の毛を手早く洗って、すぐにまた湯船に、香也の隣に入り込む。それも、先ほどより、露骨に体を密着させてきた。
「……さっきから、何か、変な気分になってきちゃいました……」
いいながら、楓は、指先で香也の太股あたりをまさぐってくる。
「……香也様の……大きくなったの、見てたら……」
香也は黙って自分の太股の上にある楓の掌に、自分の掌を重ねる。
「……んー……」
少し、考えた。
「……そういうのも、いいんだけど……」
香也は、考えながら、訥々と言葉を続ける。
もともと、考えることも、人と話すことも、得意な方ではない。
「……正直、今、こうしていても、楓ちゃんに抱きついて、いろいろしたいって思っているくらいなんだけど……。
でも、楓ちゃんは……別に、そういうことをしなくても……。
……んー……。
うまく、いえないけど……。
楓ちゃん、本当に欲しいのは……そういうことじゃあ、ないんじゃないかな、って……そう、思った……。
その、さっき、泣いているのを見たとき……あれ、あのとき、楓ちゃん、悲しそうには見えなくて……。
だから、たぶん……ぼくと、無理にそういうことしなくても、楓ちゃんは楓ちゃんで、ずっとぼくのそばにいてくれて……。
……んー……。
話しているうちに、自分でもなにがいいたいのか、よくわからなくなってきた……」
最終的には、論旨や脈絡がはっきりしない、ぼやけた言い方になってしまったが……香也が、ここまで長々としゃべるのは珍しい。
集中して考えながらしゃべり終えて、ふと横の楓に視線を向けると、楓は、目を丸くして香也の顔を凝視していた。
楓とまともに目があうと、とたんに、香也の心に気恥ずかしさが満ちあふれてくる。
「……も、もう、あがる。
のぼせ、ちゃうから……」
なんとなくいたたまれない心情になった香也は、慌てて立ち上がり、湯船の外に出ようとする。
その香也の手首を、楓が、はしっと掴んだ。
「……あ、あの……」
首だけ振り返った香也に、楓が、いった。
「あとで、お部屋にいっても……いいでしょうか?」
「……んー……」
香也にしてみれば、断る理由もない。
今更、という気もする。
これまでだって、楓にしろ他の同居人の少女たちにしろ、用事がありさえすれば遠慮なく香也の部屋を訪ねてきている。
「別に、いいけど……」
それよりも、今の香也にとっては、いきりたった前のもをまともに楓に見られて決まりの悪い思いをする……という可能性を回避する方が、重要なことだった。せっかく真面目な話しをしたばかりで、思いっきり勃起しているというのも、なんだか間が抜けていて格好が悪い……と、香也は思う。
おそらく……楓は、そんな子細なことを気にはしないのだろうが。
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