2ntブログ

2005-08

前のページ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)  そのじゅうなな

そのじゅうなな 「おねえさんと遊ぼう」

 ここで一度冷静になって、周囲の状況を見渡してみよう。
 登場人物。
 雅史くん(半裸。というか、ほとんど全裸に近い。かろうじてブリーフだけはいている。ただし社会の窓からちんちんは丸出し。)
 あんなちゃん(上半身裸。下は肌にぴったりと密着したスパッツ姿。汗とその他の分泌液でかなり濡れていたり)。
 千鶴さん(この人だけ着衣。ワンピースのサマードレスのまま。ただし、下着がかなり濡れいていることは、雅史くんの指先が確認済み)。
 場所。あんなちゃんと千鶴さん姉妹の家のリビング。

「ということで、いつまでもこんな所にいるのも何だし、もっと落ち着ける場所に移動しましょうねぇ」
 極めたままの雅史くんの左腕もそのままななのに、この期に及んでも笑顔を崩さずにそう言い放す千鶴さんは、雅史くんにしてみればけっこう怖かった。汗まみれで床に転がったままのあんなちゃんをそのまま放置して、千鶴さんに誘導されるまま、二人は二階の千鶴さんの部屋に向かう。千鶴さんの部屋に入ると、千鶴さんは、雅史くんの両腕を後ろにまわし、どこかから取り出したガムテープで、素早く、雅史くんの両手首を固定する。そのまま雅史くんの身体をベッドのほうに導き、ゆっくりと腰掛けさせ、ブリーフの窓から起立している雅史くんのものを間近でしげしげと観察しはじめた。
「雅史くん、ちゃんと皮むけているんだねぇ」
 とかいうが、これは、先ほど硬直した状態であんなちゃんの恥丘にさんざん摩擦されたせいでそうなったわけで、普段はかぶっている。
「細いけど、堅い。ぴくぴく脈打ってるぅ」
 竿の部分を下から上に、感触を確かめるように、指先を走らせる。
「ん。へんな匂い。動物っぽい」
 亀頭に鼻を近づけて、匂いをかいだりする。かと思うと、
「ん。ふふふふ。おねぇさんが、なめてあげようか?」
 とか、上目使いにいいながら、ちろりと先の方に舌を当てたりする。
「ここまできたら、潔く、最後の一枚も取っちゃいましょうねぇ」
 千鶴さんはいいつつ、雅史くんの腰に手を伸ばし、ブリーフを降ろそうとする。途中で、もはやこれ以上ないというぐらいに充血した雅史くんのものが引っかかったが、えい、と勢いをつけてブリーフを引っ張ると、ぴこん、と飛び跳ねて抜くことができた。全裸の雅史くんの身体は、その勢いでベッドの上に放り出された形だ。その上に、どさっと、着衣のままの千鶴さんがのしかかる。
「雅史くん。部活やっているわけでもないのに、けっこうたくましいねぇ」
 千鶴さんは、雅史くんの上にのしかかったまま、感触を楽しむように、掌や指先を雅史くんの無抵抗の肌の上にはわせはじめた。首筋、胸筋の上、肋骨、腹筋……と、そこまで下がったところで、一旦手が止まる。
「雅史くん、おねぇさんに、こういうことされるの、いや?」
 真っ裸にされて、上乗りになって抱きつかれた上、耳元でそう囁かれて、拒否できる男がいるだろうか? とりあえず、ぶんぶんと首を左右に振った。
「こういうとこ触られると、嬉しい?」
 千鶴さんは、人差し指、つんつん、と、むき出しになった雅史くんの亀頭に触れる。
「あ。ちょっと濡れているねぇ。ん。へんな匂い。男の人は……」
 いきなり、竿を握り、上下にさすりはじめる。握力が弱いのか、それとも、加減が分からなくて遠慮しているのか、自分でするときよりも緩い感触だった。
「……こうされたり、……」
 ごそごそと這うように頭を下のほうに下げる。
「……こうされると、嬉しいんだよねぇ」
 雅史くんの分身全体が、なにかねっとりと暖かいものに包まれた。自分の腰のあたりで上下に揺れる千鶴さんの頭をしばらくみてから、「あ。咥えてる?」と気づいた。千鶴さんに握られた時以上に、なんだか頼りない感触だった。ちゃ、ちゃ、となにか粘液が擦れるような音が室内にひびき、しばらくすると、「はぁ」っと、千鶴さんが苦しそうに身体を起こした。はぁはぁ息をしているところをみると、咥えている間中、息を止めていたらしい。
「もう。おねえちゃんばかりにやらせて。雅史くんも、おねえちゃんを気持ちよくしてください」
 しばらく休んでから、今度はサマードレスのスカート部分を飜し、雅史くんの頭部に自分の股間をおしつけるようにして、またがる。いわゆる、69といわれる体勢に近い。またがった拍子に、下着の濡れた部分が、雅史くんの鼻に触れると、それだけで千鶴さんは「きゃっ」と小さな悲鳴をあげた。
 くたり、と力がぬけるようにして、千鶴さんが、体重を下になっている雅史くんの身体に預ける。千鶴さんの胸がちょうどおなかの辺りにきて、軽く押しつけられる恰好である。
「おねえさんは、雅史くんのおちんちんをもう少し研究します」
 そういって、両手で雅史くんの竿を握りしめて、ゆっくりと上下にさすりはじめた。


[つづき]
迷った人のための、「はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)」の【目次】








はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)  そのじゅうろく

そのじゅうろく 「まじょのほほえみ」

 間髪おかず、千鶴さんは雅史くんの左腕をとり、背後に回し、極める。で、そのまま右手は剥きだしなって汗とあんなちゃんの分泌液に濡れており、てかてか光り、湯気さえたてている雅史くんの逸物を握り、感触を確かめるように、上下にゆっくりとさすりはじめ、「うぁあ。熱い。脈打ってるぅ」などと、しきりに感心している。
 雅史くんのそれは、童貞には強すぎる刺激が続いて感覚が麻痺したのか、射精するタイミングをはずしたのか、剛直したままだった。
「これでぇ、あんなちゃんも同罪。雅史くんがおねぇさんとお勉強しても、文句いえないもんねぇ」
 と、千鶴さんはいうのだが、雅史くんは「そういう問題かよ!」と心中でつっこまずにいられない。つっこみを口に出さないのは、後ろに回した自分の左手が千鶴さんに極められているし、大事な部分も千鶴さんにしっかり握られているからだ。
「こんなになって。。雅史くん、出したくないですか? おねえさんも、目の前であんなの見せつけられたから、すっごく興奮しているんですよ」
 と、雅史くんのものを握っていた手をはなし、雅史くんの右手首を掴んで、自分のスカートの中に導く。千鶴さんが自分の下着をまさぐらせて、ほら、こんなに濡れているでしょう、と、こころもち弾んだ声でいった。
「さあ、雅史くん。これからおねえさんと、えっちなお勉強しましょうねぇ」、という声に逆らう術を、雅史くんは持たなかった。


[つづき]
迷った人のための、「はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)」の【目次】



はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)  そのじゅうご

そのじゅうご 「あんなちゃん、オーバー・ドライブ」

 そういう状態が数分も続くと、もはや千鶴さんがあんなちゃんの体を押さえつけている必要もなくなった。あんなちゃんは自分の意志で、雅史くんの体、特に堅くなった部分に自分の腰を押しつけ、微妙な緩急をつけながら、縦横に動かしている。手は雅史くんの上についていたり、時折、雅史くんの顔を押さえつけてキスをしたりしていた。
「ほら、雅史くんも、あんなちゃんにばっかりやらせておかないで」
 千鶴さんが、もはや抗う気を失った雅史くんの両手を、あんなちゃんのTシャツの中に導く。雅史くんは導かれるまま、両の他の手のひらをあんなちゃんの胸を支えるように添える。あんなちゃんの体はすっごく熱くて、汗でしめっていた。あんなちゃんの体重を支えながら、指であんなちゃんの小さい乳首を摘んだり刺激したりすると、「あ」と「ん」とかいう、あんなちゃんの甘い吐息が漏れる。
 千鶴さんがあんあちゃんのTシャツの裾をひっぱりあげると、あんなちゃんは素直に両手をあげて脱がされるままになった。これで、裸の雅史くんの上に馬乗りになって蠢いているあんなちゃんは、上半身裸になり、身につけているのは下半身にぴっちりとはりつくスパッツだけになった。汗に光るあんなちゃんの上半身は、ほとんど肉らしい肉もついておらず、肩からの先と首から上の、日焼けして真っ黒になった分部分と、胴体の、日焼けしていない真っ白い部分のコントラストが、とてもまぶしかった。
「はい。雅史くん、両手をこっちに持ってきて。そうそう。これで、上から下に、あんなちゃんの腰をぎゅうっと自分のほうに押しつけて。あんなちゃんの真ん中のこりこりした突起、わかるでしょ? その部分を自分のおちんちんにすりつけるの」
 千鶴さんの言葉の途中から、あんなちゃんは「んは」とか「あは」とか喘ぎ声を上げはじめていたが、雅史くんが千鶴さんの言葉通りに、あんなちゃんの腰をかき抱いて、不器用に前後させはじめると、それを助けるかのように自分で奔放に腰を前後させはじめる。「や。や。や。」と声をあげながら、あんなちゃんがあまりにも早く腰を振り始めたので、雅史くんは、あんなちゃんの腰を自分の上に固定するのに、渾身の力を奮わなければならなかった。あんなちゃんの上体は、再び、雅史くんの体に密着するようになっており、汗まみれのあんなちゃんの乳首は、激しく動きながら、雅史くんの肌を摩擦している。「あん」とか「やん」とか譫言のようにいいつつ動いていたあんなちゃんの動きがさらに激しくなった。あんなちゃんの動きがいっそう激しくなったかと思うと、「いやっ。いやっ」と何度か大きく叫ぶようになり、最後に「だめぇ!!」と絶叫したかと思うと、背筋をピンとのばし、しばらく体全体を痙攣させる。それから、くたぁ、という感じで、全身から力が抜け、下になっていた雅史くんは、慌てて崩れ落ちるあんなちゃんの上体を支えなければならなかった。
 雅史くんが下からさしのべた両腕にささえられて、ゆっくりと危うく床に激突するところだった半身を、雅史くんの隣に横たえると、あんなちゃんは、「はぁぁあ」、と上気した顔でため息をつくと、そのまま、「んっふっ。ふっ。ふ」、と、とても幸せのそうに笑い、雅史くんの首に両手で抱きついて、抱きしめて、雅史くんの口唇を奪った。そのまま、舌で強引に雅史くんの口をこじ開け、侵入し、あんなちゃんは、舌で雅史くんの口の中を犯した。蹂躙した。
 あんなちゃんは、しばらく雅史くんの口の中を存分に楽しんだ後、そのまま目を閉じて、無防備な寝顔を浮かべてすぴょすぴょと寝息をたてはじめる。
「あんなちゃん、いっちゃったねぇ」
 突然の声に雅史くんが振り返ると、そこには千鶴さんが宛然と微笑んいた。


[つづき]
迷った人のための、「はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)」の【目次】




前のページ
このページのトップへ