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競泳水着の誘惑 (14)
「続けるの? 続けていいの?」
「……いいから」
「まーねー、ちゃんと感じてる?」
「……」
「ちゃんといわないと、やめるよ」
「……い、いじわるに育ったな、セイッチは……」
栗田は無言で指の動きを早める。
「……ん。ん……」
舞花は眉間に皺をよせてなにかに耐える表情をしていたが、やがて、栗田の耳元に口を寄せ、
「……感じてる。うまいな、セイッチは。本当に初めてか?」
ぽつり、と、囁いた。
「いや、まーねーがすっかり濡れてるから……」
『滑りがいい』、といおうとして、イヤというほど背中をつねられる。
「せ、セイッチだけだからな! わ、わたしがこんなことするのは!」
照れ隠しなのか、舞花はことさら大きな声でいう。
「かわいいいよ、まーねー」
股間に指をあてたまま、栗田は舞花の上に覆い被さり、舞花の豊満なバストに顔を埋める。しばらく水着越しに感触を楽しんだ後、顔を舞花に近づけ、
「そろそろ、脱がしていい?」
と訊ね、返事を待たずに、口唇を塞ぐ。さんざん、ねっとりと舌同士を絡ませた後、ゆっくりと顔を離すと、頬を染めた舞花が、
「……恥ずかしいんだからな……本当に……」
ぽつり、という感じで呟く。
その返事を「消極的賛成」と解釈した栗田は、口で、舞花の水着の胸の部分を、引っ張る。
ぷるん、と、大きいだけではなく、形もいい乳房が、露わになった。お椀型で、しかも、寝そべっていても平らにならない。乳首も乳輪も小さくて、見た目の印象が「かわいい」。色素も薄かった。
「……うぉおぉぉぉ……」
思わず、栗田は小さく驚嘆の声をあげる。
「……かっこいいぃ……」
「……馬鹿ぁ……」
顔を真っ赤にして、舞花は露骨に視線を逸らしている。
血が昇って朱に染まった部分、健康的に日焼けした部分、水着の形に、日焼けから免れて本来の肌の白さを露呈している部分、水着の部分……眼下の舞花の様子をじっくりと見つめていた栗田は、ごくり、と固唾を飲み込むと、一息深呼吸をして、露わになった舞花の豊かな乳房に、顔を埋める。そのまま、かわいい乳首を口に含む。舌でなぶり、軽く歯をたてる。
「んん!」
小さく声をあげた舞花が、両手で栗田の頭を、両足で栗田の胴体を、力を込めて抱きとしめた。
[
つづき]
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