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彼女はくノ一! 第六話 (142)

第六話 春、到来! 出会いと別れは、嵐の如く!!(142)

 プレハブの暗がかりの中、ちゅぱちゅぱちゃぷちゃぴと水音が聞こえている。それも、股間のあたりで。孫子が香也の前にかがみ込んでいる。
 つまり、香也のモノを、孫子が口にくわえている。
『……うわぁ……』
 と、香也は思う。
 別に、口でされるのがはじめてというわけでもないのだが……まあ、たいていはもっとごたごたした雰囲気の中、どさぐさに紛れて……といったパターンが、これまでは多かった。下手すると香也は、一対一よりも多数を相手にすることが多かったりする。なんじゃそら。
 ともかく。
『あの、才賀さんが……』
 自分から膝をついて丁寧に、自分の局部を舌で刺激している……というのは、孫子の性格を知る香也にとって、かなり衝撃な光景ではあった。
 確かに、今までも……日常的な細々としたところでは、孫子も、香也の面倒をよく見てくれている。それはもう、下手をすると、やりすぎるほどに。
 だけど……。
 孫子の舌は、相変わらず忙しく動いている。
 それも、やみくもにくわえている、とか、舐め回しているわけではない。
 香也の亀頭、特に鈴口のあたりに舌先をあて、素早く前後させている。
「……んんっ!」
 思わず、香也は、小さく声をあげている。
「……んふっ……」
 孫子は、少し口を香也の局部から離し、上目遣いに香也を見上げる。
「気持ちよくなったら……声を上げてくださっても……」
 ちゅぱちゅぱ。ちぇろちぇろ。
「……はぁ……。
 香也様の……可愛い声を……もっと……」
 こんな動きは……本能とか当てずっぽうでできるはずもなく……おそらく、どこからで男性を喜ばせる技法について、知識を仕入れてこなければ、不可能なはずで……。
『……ここまで……やるなんて……』
 基本的に、気位がとっっってぇーも高い孫子が、どこぞの風俗嬢みたいな技巧をわざわざ調べ、実践している……という事実に、香也は驚いている。
 それも、おそらく……ただひたすら、香也を喜ばせるために……。
「……ううっ!」
 長々と継続した孫子の口撃に耐えかねた香也が、うめき声をあげて孫子の頭を両手で掴み、引き寄せる。自分の局部へと、押しつけるように。
「……ごっ!」
 喉の奥にいきなり異物を押し込まれた孫子は、一瞬、苦しそうな声を上げたが、それでも香也を押し戻そうとはせず、口での奉仕を継続する。
 今度は、口全体を使って香也の分身を粘膜で包み、激しく前後に振りはじめる。
 孫子のその行為から香也が得る刺激は、実際の性行為にかなり近い。
「……あっ! あっ……」
 香也は、もともと腰の奥からこみ上げてくるものがあったところに、分身をやさしく包みこむ孫子の体温と湿り気を感じ、いよいよ我慢が効かなくなってってくる。
「……もう……出ちゃ……」
 と言い終わる前に、香也は孫子の口の中に放出していた。
 孫子は一瞬、身を硬くしたが、それでも香也から口を離す、ということもなく、そのまま口の奥で香也の精を受け止める。
 ……んっ、んっ……と喉を鳴らして、孫子は香也が放出したものを飲み込みはじめた。
 気のせいかもしれないが、いつもより長い時間、射精していたように感じだ。
 その間、孫子は一度も口を離さなかった。
「……はぁ……」
 孫子が、ようやく口を離した。
 つまり、香也が放出したもの、すべてを飲み込んで……吐息をついた。
「あんなに……喉にからまって、飲みにくいものだなんて……」
 小声でつぶやいて、孫子は頭をあげた。
「……おいしゅうございました」
 孫子は、香也の顔をみて、ほほえむ。
 ……あんなものが、「おいしい」わけはないのだ……。
 香也がそんなことを思っている間に、孫子は立ち上がっている。
「ここは……まだまだ、こんなにお元気ですけど……」
 孫子は、立ち上がってもまだ、香也のソコから手を離さない。香也のソコは、一回の放出では物足りない、とでも言いたげに、未だ力を失わずにいきり立っている。
 孫子は、香也の胸に体重を預けるようにして、香也の耳元に口を寄せる。
「もう……お夕飯ですか……。
 続きは、また後で……」
 そういって、香也の手に小さな固まりを、香也の掌に押しつけた。
 湿った……布?
 それが何なのか、香也が気づく前に、孫子は、香也の手を掴んで、自分の局部へと導く。
 指先に、ざらりとした陰毛の感覚。その先に……。
「わたくしも……こんなに……はしたないことに、なっているのですけれども……」
 孫子の声が、湿っている。
「……が、我慢するのも……また、一興……ですわ……」
 湿っているだけではなく……孫子の声は、震えていた。
 そして……。
 ふっ。
 と一息つくと、孫子は香也の胸を軽く押し、身を離した。
 そのまま孫子は、薄暗いプレハブから出ていく。
 その歩調が……心なしかふらふらとしているように見えて、心許ない。
 その後ろ姿をみて、
『あれって……』
 余裕があるようにみせかけて……その実、結構、無理をしているんじゃないかな……と、香也は思った。
 そして、香也は先ほど掌に押しつけられた固まりを広げてみる。
 それなりに湿っていたソレは……孫子の、下着だった。
「……んー……」
 ……そうしたもんかな……と、香也は思う。
 そして……自分が局部を丸だしだったことに気づき、慌ててジッパーの中に収納した。

 夕食中、孫子は香也の隣に陣取り、これ見よがしに密着してみせた。強行に断らなければ、自分の箸で香也の口に食べ物をいれようとするくらいで……。
 他の同居人たちは……真理は、特に動じておらず、羽生は何もいわないが、明らかに「またか」という表情になっている。その他の面子は……非常に「面白くなさそう」な表情にはなっていたが、例の協定の手前、何もいわないだった。
「き……今日の勉強の方は、どうでした?」
 楓が、若干ひきつった声で、香也に話しかける。
「加納様たちと一緒だったんですよね?」
 この場の雰囲気を変えようとしているのが、明白だった。
「……んー……」
 香也は、意図的にのんびりとした声をだした。
「……ええと……はかどった……と、思う。
 その……サオ……サクマセンパイ、っていう人が、親切に、教えてくれたので……」

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