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はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)  そのにじゅういち

そのにじゅういち 「……おねぇさんを、脱がせてください」

「雅史くん……」
 息も絶え絶えになった千鶴さんが、上気した顔で雅史くんにそういうまでに、何度か軽く達していたのではないか。
「……おねぇさんを、脱がせてください」
 そういって千鶴さんは身を起こし、髪をかき上げて背中のファスナーを雅史くんに示す。
 雅史くんは、むき出しになった千鶴さんのうなじに口をつけ、あん、という千鶴さんの声を聞きながら、ち、ち、ち、ち、と、ことさらゆっくりと、背中のファスナーを降ろす。降ろしながら、口を、うなじから肩に這わる。肩に手をかけて、千鶴さんのサマードレスを降ろしながら、背後から手を回し、ブラジャー越しに、千鶴さんの胸を掌に包む。
(うわ)
 このとき、産まれて初めての感覚に、雅史くんも、いくらか理性を取り戻した。
(柔らかい。でかい。ぷりぷりしている。張りがある)
 感触を確かめるように、もにゅもみゅと両手で揉む。
(……これが、女性のおっぱいかぁ……)
 ついさきほどあんなちゃんのを見たり触ったりしたばかりだが、残念なことに申し訳程度に「ほんのちょっと膨らんでいるかな?」程度の微乳なあんなちゃんのバストでは、このような感慨を得ることはできなかった。
「敏感なところですから、あんまり乱暴にしないでくださいね」
 照れたような苦笑いのような、複雑な笑顔でそういった千鶴さんは、背後に首を回して、雅史くんの唇を奪う。しばらく、お互いの口唇と舌を貪り合う二人。千鶴さんはそのまま、雅史くんの首に腕を回し、抱き寄せる。
「おねぇさんの胸も、さっきみたいに食べてください」
 そういって、雅史くんの首を、自分の胸元に押しつける。雅史くんは、感触を確かめるように、しばらくブラ越しに千鶴さんの胸に頬ずりした後、胸の谷間に顔を埋め、背後に手を回して、ブラのホックを外した。胸に比べてすこし小さめのサイズのブラだったのか、ホックを外すと同時に、ブラの紐は、はじけるような勢いで、前のほうへと飛び出し、千鶴さんのバストを露わにした。
「……きれい……」
 雅史くんは、呆然とつぶやいた。
 雅史くんだって今時の年頃の男の子である。えっちなことには人並みに興味があるし、今のご時世、年齢がどうあろうと、その気になりさえすれば、女性の裸体などいくらでも拝む機会はあるし、実際に、写真だの動画など、それこそ、飽きるほど、見てきた。
 その雅史くんの記憶を総動員して比較しても、今目の前にある千鶴さんのバストは、とても形が良かった。肌理が細かく、抜けるように白い肌。健康的なピンク色の、大きすぎない乳輪。多すぎず、小さすぎず、なにより、先っぽが、ぴん、と上を向いているのが、恰好いい。
 思わずむしゃぶりつきたくなるし、実際に雅史くんは、むしゃぶりついた。
 千鶴さんも、きゃっ、と、一度は驚愕の声を上げたものの、その声は、すぐに歓喜のそれに変わる。


[つづき]
迷った人のための、「はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)」の【目次】






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