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はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)  そのにじゅうきゅう

そのにじゅうきゅう 「お風呂でGO!」

 ところで、あんなちゃんは疲労困憊していた。午前中いっぱい水泳部の活動で泳いでおり、その後、強制的に二回、千鶴さんと雅史くんの情事を盗みみながら自分ですること一回、計三回もの絶頂を短時間に経験している計算になる。ようするにその、平たくいうと、腰が立たない状態だった。
 というわけで、千鶴さんと雅史くんとに両肩を担がれる恰好で、お風呂場までは運ばれる。三人とも全裸、なわけで、もちろん、恥ずかしくないわけはないのだが、なにしろつい二、三年前までは普通に一緒にお風呂に入っていたような、家族も同然の関係なわけで、ふに~、と両側から支えられながら運ばれている途中で、頭をうなだれて雅史くんのぶらぶらが目に入っても、
(あ。子どものときと同じかわいい形にもどっている)
 などと、さり気なく観察する余裕もでてくる。
 三人揃ってお風呂場に入り、千鶴さんがシャワーの温度を確かめながら、水温を調整している間、雅史くんは、ともすればその場に崩れそうになるあんなちゃんの肩を抱いて支えている。肩にのせられた掌が案外に大きくて、「ああ、男の子の掌だ」とか思うと、頬が少し熱くなったりする。
 千鶴さんは三人の身体に少し熱めのシャワーを浴びせた後、何故か、自分の身体にボディーソープを塗りたぐり、「おねぇさん、これでもいろいろ勉強したんですよー」とか脳天気な口調でいいながら、「あーいーのあっーわーおーどーりー」とか怪しげな節回しで歌いながら(たぶん、即興、かつ、自作のメロディと推測)、がばり、とばかりに二人の身体を抱きすくめ、すりすり身体を押しつけるようにして、泡立てはじめた。
 あんなちゃんは不安八割期待二割、雅史くんは不安二割期待八割の心境で、「おねぇさん、その勉強、教材の選択からして根本的なところで大きく間違っています」と、例によって心中「のみ」でつっこみをいれつつ、それでも、呪縛されたかのように(イヤ、実際にまとめて抱きすくめられているわけで、物理的にも拘束されているわけですが)ボディソープのぬるぬるした表皮をまとった千鶴さんのぷりぷりとした乳房の感触を、全身で受け止めた。そのぬるぷりな感触は流石に某風俗産業界の伝統芸として受け継がれているだけあって、それだけでもとてもとても気持ちよくて、でも、千鶴さんはそれでけでは満足できないみたいで、あんなちゃんと雅史くんの身体にもボディーソープをふりかけて、あんなちゃんには、「ちゃんと動かないと、おねぇちゃん、また雅史くんとっっちゃうよー」と、にこにこ、雅史くんには、「さっきおねぇちゃんの中に出しちゃんったんだよねぇー」と、にこにこ、で、ただでさえぬるぷりをされながら、こういう後押しまでされて、なおかつ自制心を保てる人がいたら、そちらのほうがかえって珍しい。
 と、いうことで、さほど時間をおかず、泡まみれになった三人は、上になったり下になったりしつつ、お互いの身体をまさぐり合うようになった。雅史くんは、発育途上の微乳スレンダー健康日焼け美少女と二十歳前の中肉中背の美乳美女に挟まれて、全身で全身をくまなく愛撫されたりしているわけで、男性なら誰でも羨望の念を抱くような境遇である。若いし、実はまだ一回しか出してないし、で、あそこもすぐに元気になった。
「さっきはあんなちゃんを、いじったからねー」
 その声に雅史くんが、はっ、と気づくと、いつの間にか千鶴さんにバックをとられている。いや、泡まみれのおっぱいが背中に背中に密着している状態で、これはこれで気持ちいいんですが。でも、その背中から泡まみれの手がでてきて、「出したばかりなのに元気ですねー」とかいいながら雅史くんのをぎゅっとにぎったり上下にしごいたりするとちょっと困ります。いや、やはり気持ちいいことはいいんですが。気持ちよすぎて、かえって困ります。
「……まぁくん……の……」
 いつの間にか雅史くんの正面にきていたあんなちゃんは、まだちょっと疲れているのか、ぼーっとした様子で、ちょっと頬を赤らめつつ、でも、なにか魅入られでもしたかのように、雅史くんのにまじまじと視線をそそいでいて、意識的なのか無意識的なのか、少しづつ顔を近づけていく。
「あんなちゃんも触ってみましょうねー」
 千鶴さんは、あんなちゃんの手首をもって、雅史くんのものをあんなちゃんに握らせる。あんなちゃんも別に抵抗らしい抵抗もせず、でも、指先が触れるときはちょっとこわごわした感じだったが、小さな掌でいったん包み込むように握ってからは、握る力に強弱をつけたり、握った手を軽く上下に動かしてみたり、と、いろいろ試している。動き自体はそんなに激しい物ではないけど、ごく身近な存在であるあんなちゃんがすぐ目の間に顔をおいてやっている、ということと、ボディソープのぬるぬるっとした感触との相乗効果で、雅史くんのは今まで以上に反応し、余分な包皮をつきやぶって、未だ十分には発達していないとがり気味の亀頭を露出させる。
「……なんかおねぇさんのときより元気になってませんかぁ? 雅史くん?」
 背後から囁かれる千鶴さんの声にも、なんか少し怒気が含まれているような気がする。でも、背中には千鶴さんのほどよく豊かな双丘が押しつけられていて、それどころか、腰まで密着しているから、千鶴さんの下のヘアの泡まみれの感触まで伝わってきて、前方のあんなちゃんは上気した顔をしながら雅史くんの股間をのぞき込みつつ、しごいているわけで、こんな拷問じみた状態で厨房に元気になるなというのは、はっきり言って無理です。
 とか思っている間にも、なんか千鶴さん、挑発するように背中に自分の身体を押しつけてぐにょぐにょ動いているし。あんなちゃんも、握っている力が強くなって、動きも速くなっているし。
「雅史くん」
 だんだんと、地味に高まって来つつある雅史くんの耳元に、千鶴さんが囁く。
「そろそろ、出したいですかぁ?」
 いうのと同時に、千鶴さんは握っているあんなちゃんの手に自分の掌を重ね、がしゃがしゃがしゃ、と高速で動かす。たまらず、雅史くんが「うはぁ!」と声を上げながら、がくんがくん、と頷くと、
「じゃぁ、今だしちゃいましょうねぇ」
 いいつつ、器用に、くるり、と、雅史くんの上下を逆転させた。いわゆる、「まんぐりかえし」という体勢である。(男性がやる場合は、「ちんぐりかえし」とでもいうのか?)
「え?」と、雅史くんがいぶかしむ間もあらばこそ、千鶴さんは、
「この姿勢だと、おしりの穴が丸見えですねぇ」
 とかいいつつ、がっしりと上方になった雅史くんの下半身をおさえつけ、乳牛の乳搾りをするような動作で、雅史くんのものをさらに力をいれてがしょがしょとしごきはじめる。
「はい。あんなちゃん。雅史くんに恥ずかしいところを観られたから、こんどは雅史くんの恥ずかしいところを二人で観ちゃいましょうねぇ。目の前で男性が射精する瞬間、なんて、そうそうみる機会ありませんよー。雅史くんが暴れないように、足首を床に押さえつけてください」
 と、いいつつ、さらに、がしょがしょ。っていうか、あんなちゃんも素直に頷いて、こっちに寄って、足首を抑えて体重をかけないでください。いや、そんなに顔を近づけると恥ずかしいんですが。っていうか、この位置からだとあんなちゃんのも丸見えですし。あ。あ。あ。
「雅史くん、びくびく震えはじめましたねぇ。感じてきましたかぁ。出そうですかぁ」
 がしょがしょ。あんなちゃん、そんな鼻息が当たるほど近づいてみなくても。
「おねぇさん、さっきはすごく痛かったんですからねぇ」
 結局その辺の意趣返しですかおねぇさん。がしょがしょがしょがしょ。でもあれは千鶴さんが半ば無理矢理、あ。あ。あ。あ。あ。あ。
「雅史くんも、痛くしてもいいですよねぇ」
 え? と、雅史くんが思う間もなく、なにかが、雅史くんのアヌスに、ぬるりと侵入した。もちろん、雅史くんには初めての、未知の感覚だったわけだが、ボディソープを塗りたくられた千鶴さんの中指がかなり乱暴に雅史くんの内部を蹂躙する。
「男の人も、括約筋を刺激すると、かなり興奮するらしいですよー」
 でもって、前のほうは相変わらず、以前にも増してものすごい勢いで、がしょがしょがしょがしょがしょがしょがしょがしょがしょがしょがしょがしょ。
「さあ、雅史くん、おねぇさんとあんなちゃんの目の前で、お尻の穴丸出しのまま、盛大に出しちゃいましょー」
 雅史くんは屈辱的な姿勢のまま、勢いよく盛大に射精した。もの凄い勢いで飛び出した大量の熱い精液は、とっさに身を離したあんなちゃんの身体にはあまりかからず、重力に引かれ、そのほとんどが、雅史くん自身の顔に降り注いだ。


[つづき]
迷った人のための、「はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)」の【目次】






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