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はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)  そのさんじゅうご

そのさんじゅうご 「浅く静かに挿入せよ」

 繰り返しになるが、あんなちゃんは美少女である、といっていい。姉妹である千鶴さんとよく似た整った顔。より具体的にいうと、目、鼻、口など全体に小作りだが、配置と形のバランスが程良く、頭部自体が体に比べて小さめで、細面でもあるので、手足に比べて顔自体が小さく見える。胸こそ小さめなものの、スレンダーな体つきにに、首から上と手足がよく日に焼け、水着の跡がばっちりとついた様子は実によく似合っていて、精悍な印象を強めている。普段水着に隠れている部分も全裸になっている今は剥き出しになっていて、日に焼けた部分とそうでない部分とのコントラストが、きめの細かい地肌の、まばゆいばかりの白さをことさら強調していた。
 そんな美少女が、まっぱで雅史くんのちんちんを握りしめ、自分で自分の膣口にあてがい、「入れて入れて」と懇願している。向き合って座り込み、自分の入り口にあてがった亀頭部を上下の動かし、すでに湿っているスリットに、ごくごく浅く入れて、顔全体、いや、首から上を朱に染めて、年齢に似合わない淫蕩な笑みを浮かべている。
 雅史くんはごくりと固唾をのみ、小さな声で、「いいの?」、と確認した。
「もう、だからぁ、早く入れて。これ、硬いの。欲しいの」
 あんなちゃんは、正面からまともに雅史くんの目を見据えて懇願する。自分の言葉に昂揚しはじめているのかも知れない。
 そういうやりとりの間にも、雅史くんの亀頭はあんなちゃんの導くままにくちゃくちゃくちゃと水音をたてて、あんなちゃんの入り口を探っている。
「雅史くん」
 いつの間にか雅史くんの背後に忍び寄っていた千鶴さんが、雅史くんの背中に豊かな乳房を押しつけるようにもたれかかりながら、いった。
「お願いだから、あんなちゃんの初めてになってあげて」
 だけど、女性の初めては痛いんだから、優しくしてあげなくちゃだめよ。それと、あんなちゃんの中に出すのは、絶対だめ。
 とも、付け加える。前半部分は、「経験者は語る」というやつである。そういう千鶴さんも、雅史くんの背後から幼い二人の接触部分から目を離せないでいる。当然のことながら、千鶴さんにしてみても、自分以外の性行為を間近にみることは初めての経験である。
 くちゅくちゅくちゅ、と、しばらくあんなちゃんの導くままに雅史くんの亀頭は、あんなちゃんの裂け目を浅く上下に刺激していたが、意を決した雅史くんは、あんなちゃんと向き合ったまま、ゆっくりと腰を前後に動かしはじめた。ただし、振れ幅はあくまで数センチ以内、速度もごくごくゆっくり。
 今まで雅史くんの亀頭の半分ほどしが埋没している程度だったのが、少し押すと、なんとか亀頭全体が隠れる程度には、入った。そこで、ひとまず止める。あんなちゃんは眉間にしわを寄せ、なにかを耐えるような表情をしている。その「なにか」が苦痛なのか快楽なのかは、外から見ただけでは判断できない。ただ、あんなちゃんは、
「もっと」
 と、掠れた声でいった。
 ゆっくりと一度腰を引き、もう一度、同じくらいの深さのところで、とどめる。
 ふはぁ。と、あんなちゃんは深く息を吐いた。
 何度か同じくらいの深さで抜き差しをすると、あんなちゃんの呼吸が荒くなり、雅史くんのが出入りしている部分の湿度も多くなっていく。様子を慎重に伺いつつ、雅史くんは、少しずつ深くしていく。同時に、動かす速度も、徐々に早くしていく。
 ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ、という音が浴場に響く。三人の見守る中、あんなちゃんの穴は明らかに弛んできていて、雅史くんの侵入を待ち望むようになっていた。
 雅史くんのものの三分の一ほどがなんの苦もなく入るようになった頃だろうか。その頃にはあんなちゃんの吐息にも「あっ」とか「はぁっ」とか明らかに喜びを訴えるものが増えてきていたのだが、その頃に、明らかに今までとは違う抵抗に、雅史くんのものが阻まれている感触があった。そのことはあんなちゃんの感じていたようで、雅史くんが上目遣いに「このまま続けても?」という意味を込めて、目配せすると、なにもいわず、あんなちゃんは、少し震えながらも、こくんと頷いた。
 実際にはそのまま即座に突貫する、ということはなく、抵抗を感じる部分までをずちゃ、ずちゃ、ずちゃ、と何度も往復してから、少しづつ入れる深度を増していく。あんなちゃんの中を往復する雅史くんが、抵抗を感じるあるあたりにさしかかる度に、あんなちゃんは「ひゃっ」とか「うぁあぁ」とか、とにかく、明らかに苦痛をこらえる小さな悲鳴をあげた。あんなちゃんが悲鳴をあげる箇所で雅史くんが腰を引く、ということを、何度も何度も、繰り返す。と、半眼になって苦痛か快楽かわからないが、何かを堪えている表情のあんなちゃんが、「もう、いいから。はやく、奥まで。一気に」と、切れ切れに、か細い声で訴える。
 雅史くんは、一度こくりと頷くと、ずっちゃら、ずっちゃら、ずっちゃら、ずっちゃら、と、一層、腰の動きを早くした。

[つづき]
迷った人のための、「はい(♀)×ろぅ(♂)×ろぅ(♀)」の【目次】









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