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「髪長姫は最後に笑う。」 第六章(161)

第六章 「血と技」(161)

 荒野はなおも茅のスリットに自分の分身を擦りつけてから、亀頭を、徐々に襞の中にのめり込ませていく。 とどめなく中から濡れてくる割に、茅の中の抵抗はいつもよりもむしろきつい。押し戻すような感触が強く、挿入するのにいつもよりも手間取った。荒野は、「茅のアソコって、こんなんだったっけ?」と疑問に思いながらも、指で、茅の入り口を横にそっと広げ、そこに亀頭を当て、ゆっくりと押し込んでいく。
茅は、壁に手をついて体重を預けながら、「……あっ。あああああっ……」と低く呻く。荒野からは、茅の後頭部と背中がうち震えているのが、見える。荒野は、茅の肩を下に押すようにしながら、ゆっくりと下から上へ向けて、茅の中を貫いていく。
 身震いしながら、
「……あっ。あっ。あっ……」
 と、切なそうな声を上げている。
「茅……きつい? 苦しい? 痛いの?」
 荒野は、そう尋ねる。
 と、茅は、
「……違うの……」
 と、首を振った。
「荒野が……前よりも、いっぱい……入ってくる……。
 みしみしって……茅を、押し広げて……んんっ!」
 荒野が根本まで挿入し終わると、茅はひときわ太い吐息をついて、がっくりと肩を落とす。その肩を、手でなでながら、
「茅のが、狭くなったんじゃないのか?」
 荒野は、そういった。
「……そんな……。
 何日かで……」
 茅の呼吸は、まだ荒い。肩で呼吸をしている。
「……荒野の方が……前より大きくなっているの……」
「……いや、そんな短い間にサイズ、変わるわけないし……」
 荒野は苦笑いしながら、そういう。
 荒野のが一回り大きくなるよりは、茅の収縮がきつくなる方が、構造的にもありうると思う。実際、根元まで埋めてから結合部を密着させているだけで、まるで動いていないのに……荒野のものをぴったりと包んだ茅の襞は、複雑な顫動を繰り返している。
 以前なら単調に締め付けるだけだった茅のものは、明らかにより複雑な反応をするようになっている。
「……そう……だな……」
 茅もそれは理解しているのだろうが、それを素直に認めるのが恥ずかしいのだろう……と、荒野は解釈した。
「痛くないんなら……。
 茅、動いていい?」
 荒野がそう尋ねると、茅はふるふると首を横に振る。
「もうちょっと……ぎゅっと、してて……」
 そういわれてみれば……確かに、荒野は背後から茅の背中に密着して抱きついている形だ。
「……いい……けど……」
 茅の要求は、理解できるのだが……いざ、挿入したまま動かない、ということになると、荒野は少し手持ち不沙汰なのだった。
 そこで、下半身は動かさずに、腕を茅の前に廻して、茅の前面をまさぐってみる。ウエストからあばらにかけて、指や掌で輪郭をたどり、形を確認していく。臍の回りはほとんど脂肪がないのに、腰回りはやけに弾力がある。痩せてみえるように見えて、腰から腿にかけては、茅も女性らしい曲線を持っている。
 お尻が大きい、というほどではないけど……。
『……前の時よりも……』
 後ろから挿入した時に、クッションになる厚みが増えている……と、荒野は実感した。
 荒野が体の前面をなでていると、くすぐったいのか、茅は身じろぎをするのだが。しかし、止めろ、とまではいわれない。
 荒野は、茅の乳房を両手の掌でそっと包み、感触を確かめる。
「……なぁ、茅……」
 荒野は、確認した。
「胸、一回り、大きくなっていないか?」
「少しづつ、育っているの」
 茅は、誇らしげな口調で即答する。
 荒野の方は、「育っている」という言い方がおかしくて、笑いをこらえるのに苦労した。
「そっか……お尻も大きくなっているようだし……」
 茅がばしゃばしゃとお湯を跳ね上げて荒野の足を踏もうとするが、当然、その程度の攻撃くらい、荒野は楽にかわせる。
「……ほら、そんなに暴れるなら……」
 荒野は、茅の中に深々と刺さっている部分を素早く引き抜いて、また突き刺す。
 すると、茅は、「ふわぁっ!」と声をあげて、全身を振るわせる。
 荒野は、茅の背中を抱きすくめて固定し、
「動くよ……」
 と、一方的に宣言して、実際に、激しく動かしはじめた。
 できるだけ大きな、直線的な動きで、茅の中を往復すると、そのたびに、茅は鳴き声をあげ、体から力を抜いていった。それまでの愛撫で敏感になっている、というよりも……。
『なんか……やっぱり、前より、感じやすくなっているよな……』
 荒野が動くたびに、大げさに見える反応を示す茅を、荒野は、比較的冷静にみている。快楽はあるのだが、それ以上に、茅の方が先に反応してしまったので、置いてけぼりになった気分だった。
 荒野が動くたびに茅は全身を振るわせ、すぐに足に力が入らなくなり、その場にへたり込む。
 当然、荒野も、茅の中から分身を引き抜いて、行為を中断しなければならなかった。
 湯船の中にへたり込んだ茅は、浴槽の縁に腕と首を乗せて、霞がかかったような顔をして、ぐったりしている。当然、腰まで届く髪もすっかりお湯につかっているわけだが、どうせすぐに丁寧に洗うことになっているので、茅も荒野も髪のことは気にしていない。
「……こう、や……」
 しばらく休んだ後、茅は、焦点の定まっていない目で、荒野を見上げた。
「凄い……の。
 今日の荒野……気持ちよすぎて……」
「茅の方が、敏感すぎるんだよ……」
 荒野は、苦笑いをしながら湯船に浸かり、ぐったりと力の抜けた茅の体を、自分の胸元に抱き寄せる。
 茅は何度か達したようだが、荒野はまだ一度も放出していない。荒野は別に、それが不満だとも思わなかったが。
「茅がその調子だと……少し休まないと、駄目だな……。
 このまま体と髪を洗って、続きはベッドでしよう。疲れたようだったら、そのまま寝てもいいし……」
「……いや、なの……」
 茅は腕を回し、さらに荒野に密着する。
「ちゃんと、しないと……ひさしぶり、だから……」
 そういって、茅は荒野の口唇を奪い、長々とキスをした。




[つづき]
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