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彼女はくノ一! 第五話(298)

第五話 混戦! 乱戦! バレンタイン!!(298)

「……ふぁ……。
 んふっ……苦いの……いっぱい出ましたねぇ……」
 しばらくして、ようやく香也の股間から顔を上げた楓は、とろけるような笑みを浮かべる。
「……んっ……この、いがいがで、苦いの……香也様の匂い……」
「……代わって、代わって……」
「おにーちゃんの、まだしぼんでない……」
「朝か孫子おねーちゃんやったし、楓おねーちゃんは今、おにーちゃんの飲んじゃったから、今度はボクらの番ね……」
 楓が香也の体を降ろしたのをいいことに、三人はもぞもぞと香也の周辺で配置を変えはじめる。
「……ちょ、ちょっと待ったぁっ!」
 それまで呆気にとられて事態を見守っていた羽生が、つかつかと香也の方に近づいていく。
「これ以上は、ちょっと、シャレになんないっ!
 集団逆レイプ定年齢淫行輪姦御免!」
 羽生もたいがいに興奮し混乱しているので、かなりとち狂ったことを口走っている。
「……えー……にゅうたんも、やりたいのぉー……」
「だって、ほら。おにーちゃんのおちんちん、やる気まんまんだよ? 全然小さくなってないし、湯気たてて、ピクピク動いている……」
「ほらぁ。
 にゅうたんもそんな所で遠慮なんてしてないで、こっちきてちゃんと見てみようよ……」
 天然に無邪気に性的な好奇心を隠そうともしない三人組のあっけらかんとしたノリにたじたじとなりつつ、香也の前に引きずり出される。もとより、三人の力に羽生があらがう術もあろう筈がない。
 三人の方は、さほど力を入れているようにもみえなかったが、羽生はあっという間に香也の直前に引きずり出された。
「……こうした方が、よく見えるね……」
 といって、テンとガクは香也の体に両側から手をかけ、ひょいと持ち上げて、香也を浴槽の縁に座らせた。香也はもはやあらがう気力もなく、ぐったりとなすがままにされている。
 その「中心」だけが元気にいきり立っており、てらてらと濡れ光って湯気を立てていた。
「……ほら、にゅうたん……。
 おにーちゃん、元気だよね……」
 ノリが、羽生の肩を抱いて屈めさせ、二人の顔を香也の股間に近づけた。羽生の視線から見れば、香也の性器を間近にみることになる。そこのパーツだけ別の生物であるかのような、複雑な器官をどアップに突きつけられた形で、男性経験のない羽生は、思わず「ひっ!」という小さな声をあげる。
「……にゅうたん、お口でやらないの?
 ボク、やるけど……。
 みんなやっているし、ボクだけ話しを聞いているだけで、いやだったんだ……」
 ノリはそんなことをいいながら、香也の男性に根本から舌をはわせる。
 ……みんなやっているから、って……そういう問題なのだろうか、と、羽生は思った。そう思いつつ、目前でちろちろと香也の男性に舌を這わせるノリから、眼を離せないでいた。
『……うわぁ……。
 ほんとにやってるよ……』
 と、羽生は思った。
 羽生の目前で、ノリが、恍惚とした表情で香也自身を舐めあげている。なんというか、実に、「おいしそう」に、丁寧に、根本から先端まで、舌を這わせていた。そして羽生は、そんなノリと香也の性器から、眼が離せないでいた。
 凝視する羽生の視線に気づいたのか、うっすらと頬を染めて香也を舐めていたノリが、ちらりと羽生の方に目線をやり、何ともいえない妖艶な笑みを浮かべた。
 それから、つい、と羽生から視線を離し、
「本当は……にゅうたんも、おにーちゃんとやりたいんでしょ……」
 小さな声で、呟く。
「……あっ!
 ……だっ!」
 羽生は覿面にうろたえ、立ち上がろうとしたが、その肩の上から、テンとガクががっしりと体重をかけて羽生を取り押さえる。
 テンとガクは、羽生の両腕をがっしりと抱き込み、
「……本当かなぁ……」
「にゅうたん、興奮しているんじゃないかなぁ……」
 左右から、羽生の耳に息を吹きかけるようにして囁き、ふにふにと指先で羽生の体をまさぐりはじめる。
「……あっ!
 ちょっ……やめっ……」
 耳元で囁かれるくすぐったさと、わき腹とかその他の敏感な部分に触れられのとで、羽生は身をよじって逃れようとする。しかし、両側で腕を取られているので、まともな抵抗ができない。
「……にゅうたん……。
 間近でみると、肌、スベスベ……」
 テンが、羽生の腕を抱きしめながら、なんだか妖しいことをいいはじめる。
「……にゅうたん……顔、真っ赤……。
 それに、おっぱいも……尖ってきている……」
 テンとガクは、左右から羽生に息を吹きかけながら、次第次第に大胆に羽生の体をまさぐりはじめる。
「……やっ……あっ……やめっ……」
 羽生は徐々に強くなっていく刺激に耐えながら、段々と自分の理性が溶けていくのを感じていた。
「……にゅうたん……」
 すぐ目の前で一心に香也自身を口で愛撫していたノリが、羽生にいう。
「一緒に……おにーちゃんの、舐めよう……」
 ノリの方も、とろんととろけたような表情をしていた。
「……んっ!」
 ちょうどその時、誰かの指が羽生の中心に到達したので、羽生はビクンと全身を震わせた。
 体を振るわせたその拍子に、浴槽の縁に座り込んでいた香也の前にじゃがんでいた羽生の体が、前につんのめって、そこを舐めていたノリにぶつかりそうになる。
 ノリは、羽生の肩を横抱きにして抱き止め、羽生の顔に頬をつけて、
「さっ……。
 一緒に、気持ちよくなろぅ……」
 と、いった。
「……あっ! やっ!」
 羽生の敏感な部分に到達した誰かの指が、陰毛をかき分けて、ゆっくりとした繊細な動きで割れ目をたどるように、前後する。
「……すごっ……。
 にゅうたんの……濡れ濡れ……」
「あっ!
 本当だっ! にゅうたん、我慢していたんだねっ!」
 すぐそばでそんな声がしたが、もはやぼうっとしてまともな思考能力を持たない羽生は、その声がだれのものか、詮索する気力もない。
 ただ、自分の下腹部の繊細な部分をまさぐる何本かの指を感じ、その動きによってどんどん自分の理性が溶かされていくのを自覚した。

「……ふぁ! あっ! やっ!」
 誰かがそんなはしたない声をあげている。
 どこかで聞いた声だな、と思い、半ば麻痺した頭で少し思い返すと、それは自分の声だった。
「……さっ……。
 いっしょに、おにーちゃんの、舐めよう……。
 にゅうたん一人だけ気持ちよくなるの、ずるいよ……」 
 どこからか、そんな声が聞こえる。
 目の前には、唾液に濡れててらてら輝いているグロテスクな男根があった。
 何故だか、この時の羽生には、それがとても「おいしそう」にみえた。
 複数の手で絶え間なく全身を愛撫され、もはや快楽の虜となった羽生は、目の前にある男根にむしゃぶりつく。

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Comments

あ。ミイラ取りが思いっきりミイラになった(笑
こんなミイラなら側にいて欲しい・・・

  • 2007/02/09(Fri) 22:25 
  • URL 
  • にゃん #-
  • [edit]

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