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彼女はくノ一! 第六話(11)

第六話 春、到来! 出会いと別れは嵐の如く!!(11)

 柔らかくて、小さくて、熱いテンの身体が、むき出しの下半身を晒して香也の上にのっかっている。ノリとガクの身長が延びはじめたのに対して、テンの身体はほぼ以前のままであり、今ではテンは、三人の中で一番幼さを残す肢体の持ち主である。テンが香也の局部を口にくわえると、テンの股間は香也の胸のあたりに位置することになる。香也は、そのテンの幼い割れ目から目が離せなくなった。朝っぱらから女性とこのような行為に及んでいる、ということと、それに加えて、自分より遙かに幼くみえるテンと不埒な行為に及んでいる、という二重の倒錯感、背徳感が香也の分身を、朝の生理現象とは別に元気にする。
「……むんふっ……。
 また、一回り大きくなったぁ……」
 香也の硬直を口に含んでいたテンが、嬉しそうな声をあげる。
「先の方、剥いちゃうね……」
 テンはそんなことをいいつつ、香也の包皮を根本に少しずらして、香也の亀頭を完全に露出させた。
「男の人って……ここ、敏感なんでしょ?」
 などといいながら、テンは、香也の鈴口を中心にして、舌の先を這わせる。
 口に含まれる感触にはそろそろ慣れを感じはじめていた香也も、これほど微細な刺激を与えられるのははじめてのことで、思わず「うっ!」とうめいて全身を震わせた。
 香也の反応に気をよくしたのか、テンは、今度は舌先を香也の亀頭の横に張り出した部分、俗にいう「カリ首」の裏側、普段は包皮に包まれている部分に這わせ、繊細な動きでチロチロと舐めだす。そんな微妙な部分を舌先で探られた経験のない香也は、声を出すまいと口唇を強く噛んで目を閉じ、身内からこみ上げてくる反応を押し殺した。
「……おにーちゃん……。
 気持ちよくなったら、いつでも出していいんだよ……。
 出せば、ここ、小さくなるんでしょ?」
 ガクはそんなことをいって、香也の顎の下にある自分の臀部を少し持ち上げ気味にし、香也に自分の陰部をみせるけるように、ゆっくりと左右に振った。
 まだ肉の薄い腿とお尻の合間にみえるテンのソコは、気のせいか筋の周辺がうっすらと光っているようにも見える。
「……んっ!
 乱暴にしなければ……そこ、さわっても、いいよ……」
 テンの秘裂から目をそらせなくなっている香也の思考を見透かしたように、テンが、香也の局部への愛撫の合間に声をかけてくる。
「ボク……おにーちゃんのモノに、なりたい……」
 事実、香也の奥底からは、目の下にあるテンのソコにむしゃぶりつきたい……という欲求がこみ上げてきている。
 それに、幼いテンにいいようにされている現状への不満も、あった。
 これだけ玩具にされているのなら……多少、やり返しても、いいのではないか……と。
 絶え間なくテンが送る刺激と本能に根ざした欲望、それに、年上の男性としてのプライドなどがないまぜとなって、ついに、香也は、両手を手の腰に回して、テンの幼い秘裂に乱暴に食らいつく。いちどテンのソコに口をつけると、それまで自制していた欲望に火がつき、香也は恍惚としてテンのソコを舐め回す。
「……やぁんっ! あっ! あぁぁぁっ!」
 香也がテンの股ぐらに顔の下半分を密着させ、テンの敏感な部分をなりふり構わず舌で舐め回すと、テンは香也の乱暴な愛撫に反応し、香也の局部から顔を離し、悲鳴とも歓声ともつかない、小さな尾を引く叫びをあげはじめる。
 香也は、テンの反応にも頓着する様子はなく、テンの陰毛をかき分けて舌を動かし、テンの裂け目の中に舌の先を割り込ませさえした。
「……ああっんっ!」
 テン賀、幼い外観に似合わない艶めいた鼻声を出す。
「おにーちゃんの、が……ボクの、中に……。
 んんっ!」
 テンは、思わず声を上げたことに対する照れ隠しをするように、香也の肉棒を深くくわえ込み、ぴちゃぴちゃと盛大に水音をたてて舐めはじめる。
 いつしか香也は、テンの喉の奥に自分のいきりたったものを押し込むように、無意識のように腰を前後に揺り動かしはじめる。テンは、苦しそうにんーんーうなりながらも、香也の分身から口を離そうとはしない。

「……みょうに、静かだな……」
 目覚ましの音によって目を醒ました羽生は、ぽつりとそんなひとりごとを呟いてから、「……よっ、と……」と、かけ声をかけて布団の中から身を起こす。
「……んー……。
 そうか……。
 台所の方から、人の気配が、しない……」
 少し考えてみて、羽生は、不自然な静けさの原因に思い当たった。
「……ジョギングだかランニングだかにいった連中が、総出で朝の支度している時間なんだけど……」
 今朝に限って、台所の方に人の気配が皆無であり、家の中はしんと静まりかえっていた。
「……何か、あったかな?」
 彼女たちの場合、突発的なトラブルも、日常茶飯事だからなー……などと思いつつ、羽生は、顔を洗うために浴室に向かう。脱衣場に、洗面所も設置されていた。
「……な、な、な……」
 そこで、洗面所に通ずるドアを開いた瞬間、羽生は絶叫していた。
「……なんじゃこりゃーっ!!」
 楓や孫子、ガク、ノリが、下着姿や半裸の状態のまま、不自然な格好で、床に転がっている。
 よくよく目を凝らしてみると、彼女らのうなじから、細長い針のようなものが生えている。
「……えっ、えっ、えっ……ええっ、とぉ……こ、こーゆーのは、素人が下手に手を出さない方が……無難、っすよねぇ……」
 羽生は、動転しながらも考えていることを口にすることで、心の平静を保とうとしている。
「……えー……この場にいないのは……テン、ちゃん……か……。
 ま、居場所は、だいたい想像つくけど……」
 羽生は脱衣場を出て香也の部屋に向かう。
「……こーちゃんっ! こっちにテンちゃん……」
 襖をがらりと開け、そこで羽生は、
「……うっ、ひゃぁあっ!」
 と声をあげ、文字通り、飛び上がった。

 そこでは、香也とテンがひとかたまりになって、シックスナインの体勢で熱心なペッティングを繰り広げているところだった。




[つづき]
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