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彼女はくノ一! 第六話(47)

第六話 春、到来! 出会いと別れは嵐の如く!!(47)

「……ふっ。ふっ。ふっ……」
 孫子が、手を下に延ばしていきり立った香也の竿を指先で撫でながら、意味ありげな微笑みを浮かべて、香也に顔を近づける。
 ……共犯者の笑みだ……と、香也は思った。
 事実、香也は、もはや抵抗する気がなくなっている。
「……本当に、苦しそう……」
 孫子は、香也の気持ちを見透かしたような表情を浮かべて、指先で香也の亀頭を探る。
 孫子の指先が鈴口に当たると、香也は、思わず、「……うっ」と呻いた。
「……これ……何とかしませんと、学校にもいけませんね……」
 孫子は、じらすような手つきで、怒張した香也のモノの表面を、指先でそおっーとなぞる。触るか触らないかという、微妙な手つきだった。
「……こ、う、や、さ、ま……」
 孫子が、香也の鼻先に息を吹きかけるようにして、囁く。
「これ……。
 何とか、したいですか? して、いいですか?」
 どアップの孫子にそう迫られて……香也は、こくこくと頷いた。
 香也のそこはすでに、「何とかしたい」とか「して、いい」とかいうよりも、もうちょっと刺激を与えれば、いつ暴発してもおかしくないくらいになってしまっている。
 香也の表情から切迫した状態を察したのか、孫子は「ふっ」と息をつき、ちらりと目覚まし時計に視線をやり、時刻を確認する。
 香也の普段の起床時間、つまり、目覚ましが鳴るまで、あと十分。
「それでは……時間もないですし、制服が汚すのも問題ですので……。
 お口で、失礼させていただきます……」
 そういって孫子は、頭を香也の股間にまで下げ、両手の指で香也の肉棒を持ちながら、ちろちろと香也の亀頭に舌を這わせはじめた。
 常に、周囲の状況に気を配り、最善の選択をするように努める……そういう冷静さは、こんな時でも、はやり孫子らしかった。
 孫子は、上目遣いで香也の表情の変化を観察しながら、ちろちろと舌を使いはじめた。香也は、そこを口に含まれたことは何度かあったが、舌先だけで刺激された経験は少ない。
 生暖かい孫子の舌が露出した先端の敏感な部分に触れる度に、新鮮な感覚に香也は軽く身震いをする。
「気持ち……いいですか?」
 ぴちゃぴちゃと音をたてて舐めあげる合間に、時折、孫子が顔をあげ、香也にそう尋ねて来る。
 香也は、その度にこくこくと頷く。
 孫子の舌先によって、そこに刺激を受けることは、気持ちがいいことは、いい……の、だが……それはぬるま湯的な気持ちよさであり、せっかく高まってきた欲望を射精まで高めるまでのエネルギー量は持ち得ない。
「……ふっ。
 わかっております……」
 孫子は、香也の考えを見透かしたような微笑みを浮かべて、スカートの左右を掴み、持ち上げて、自分の下半身を香也の目に晒した。
 白い肌と黒々とした陰毛が、香也の目を射る。
「……これが……欲しいのですわよね……」
 そういって孫子は、スカートを持ち上げたまま、立ち上がる。
 孫子は頬を染めて、潤んだ瞳で香也を見上げる。
 香也は、孫子の茂みから目を離せなくなった。
 立ち上がった孫子は、香也の視線を避けることもなく、スカートをまくり上げたままで、香也の頭の方に、ゆっくりと、歩く。寝そべったままの香也の頭を跨いだところで、孫子は、歩みを止めた。
 香也の顔の真上に、孫子の性器がある。それを、香也はまともに見上げている。
「……これが……欲しいのですわよね……」
 孫子は、再び香也に同じことを尋ねた。頬は染めているが、孫子の態度はむしろ堂々として、怯んだ様子がない。
 香也は、孫子の茂みから目を離すことが出来ず、こくこくと頷く。
「……ふっ」
 孫子は、目に慈愛に似た表情を浮かべて、身体の向きを変える。孫子は、香也の足の方に顔を向けて、香也の顔の上に、腰を降ろした。
「こうすれば……香也も楽しみながら……わたくしも、ご奉仕できます……」
 香也の顔の前に、孫子の局部があった。
 孫子は軽く腰を浮かせているらしく、孫子の茂みに香也の鼻が当たるくらいの位置で、ぴったりととどまっている。
 ばさり、と、香也の顔の両脇に、孫子のスカートが降り、周囲が暗くなる。そうやって周囲を覆われると、孫子の匂いが目の前に充満しているような気がしてくる。
 孫子の匂い……というのは、要するに、目の前の茂みから臭ってくる、孫子の女性の匂いなわけであるが……。
「このまま……失礼させていただきます。
 そのまま、わたくしのは、好きにしていただいて、構いませんから……」
 ……殿方は、そういうのがお好きなんでしょう……と続ける孫子の声は、笑いを含んでいるように思えた。
 香也の分身を、生暖かい粘液が包み込む感触。そのまま、孫子の舌が這ったものらしい感触も……。
 どうやら、孫子は、香也のモノを口に含んで、本格的に愛撫しだしたらしい。
『……うわぁぁぁ……』
 と、香也は思った。
 感触も、そうだが……この、シュチュエーションが、香也的には、やばい。
 今までのあれこれも、なんか、どさぐさまぎれってーか、どたばた騒ぎってーか、がちゃがちゃしたノリで行ってきたわけだが……今回のは……雰囲気と……。
『……に、匂いが……』
 先ほどから、むっとする香りが、香也の鼻を刺激している。孫子のイメージにほど遠い、動物性の香り……であることが、香也をかえって興奮させる。
 香也が鼻をひくつかせると、吐息が敏感な部分に触れてしまうのか、孫子が腰をゆらゆらと動かした。
「……んっ。
 よかったら……香也様も……好きにしてくださって……」
 孫子が、香也のモノから口を離して、そういう。
 香也を誘う……というよりも、孫子がそうして欲しい……という願望を含んでいるように、香也の耳には聞こえた。
 香也は、固唾を飲む。
 孫子に上に乗りかかられて、身動きができない……というのもあったが、こうまで目の前にあると……やはり、健全な少年としては、いろいろとしたくなるわけで……。
 香也は、そろそろと舌を延ばしはじめた。




[つづき]
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