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彼女はくノ一! 第六話 (146)

第六話 春、到来! 出会いと別れは、嵐の如く!!(146)

 はぁ、はぁ……という吐息が浴室の中にこだまする。よくよく注意すると、息が荒くなっているのは孫子だけではなく、香也の息も、かなり荒くなっていた。
 ……こうすると……こうなるのか……とか思いつつ、孫子のソコをいじり続けているうちに、香也もすっかり興奮してしまっている。
 だいたいにおいて香也は一方的に「やられる」ことの方が圧倒的に多かったので、こうしてじっくりと「やる」経験には乏しく、このような時の女性の状態や変化についての知識も貧弱だった。
 香也は、とりあえず孫子のソコに指をあて、上下に摺る。かなり感じている孫子のソコは、すぐにおびただしい液体を分泌するようになり、香也の指を濡らして動きを円滑にした。たまに、勢いがあまって香也の指が、孫子のソコの中にまで入り込んだりしてしまうと、孫子は「うわぅっ!」とか「はぁうぅっ!」小さく叫んで全身をびくびくと痙攣させた。
 いつしか孫子は香也の股間に手を伸ばし、直立した香也の分身を握りしめるのだが、香也が絶え間なく孫子に刺激を与えているので、指にはほとんど力がこもっておらず、軽く握っているだけ、という状態だった。
 今や孫子は、香也から与えられる刺激を一方的に享受しているだけ、といった態だった。大股を開いて焦点の合っていない目線を何もない空中に据え、あえいでいる今の孫子の姿は、普段の、凛とした孫子しか知らない者がみれば、別人にも思えたことだろう。
「……もう……中に……」
 あえぐ合間に、孫子はそんなことを懇願するようにまでなっている。
「……んー……」
 孫子よりは理性を保っている香也は、自分の分身でぱっくりと口をあけている孫子の部分を埋め合わせることは考えていなかったので、そのまま、孫子の中に自分の指をうめた。
「……ぅんふぅっ!」
 孫子の全身が、またビクビクと痙攣する。
「……そ、そっちでは……お、お願いします。
 もっと別の、香也様のをぁああああぅぅぅうぅううぅ……」
 孫子の中は、ゆるい、というわけではなかったが、香也の指を何の抵抗もなく受け入れた。最初の数秒だけ不満そうに何かいいかけた孫子も、香也が遠慮することなくじゃっじゃっじゃっと指を前後させると、悲鳴とも歓喜の声ともつかないうめきを漏らしはじめた。
 ……こうすると、こうなるのか……と、香也は思い、人差し指だけではなく中指も一緒に孫子の中にいれて、強弱をつけたり角度を変えたりしながらじゃっじゃっじゃっと指を動かし続けた。
 香也の指の動きにあわせて、孫子が、
「……ぁああぁうぅぅうぅぅ……」
 などという歓声をあげてびくびくと体を痙攣させる。
 その後、孫子は、香也の肩にしがみついて、
「こんなの、こんなの」
 と譫言のようにいい続け、最後には、
「はぁうぅっ!」
 と叫んでビクビクと震えた後、いきなりぐったりと全身の力を抜いた。
 その間、香也は孫子の中で指を往復させていただけだったが、それだけの刺激で、孫子は最後まで達してしまったらしかった。
 もっとも、夕方のプレハブから続いたかなり特殊なシュチュエーションが、孫子の内面的なボルテージをじわじわとあげていて、実際の刺激よりはこの状況に酔っていた、ということは、あるのかも知れないが。

「……もう……」
 しばらくして、落ち着いた後、香也とともに湯船に入りなおした孫子は、羞恥に頬を染めて香也を責めた。
「香也様……いじわるですわ……」
「……んー……」
 香也はこのような時のうまい返答のしかたを思いつかなかったので、適当にうなってごまかした。孫子は、言葉では香也を責めていても、その実、かなり満足しているた様子で、べったりと香也に張りついている。
「……も、もう……のぼせちゃうから……」
 とか弁解がましいこといいつつ、香也は孫子の体をそっと引き離して、ざっと湯船からあがった。
 孫子も、慌ててその後を追う。
 なんとなくバツの悪さを感じている香也は、バスタオルなどを用意しいあろいろと世話をしようとする孫子を無視して自分で手早く体を拭いて服を身につけ、浴室を後にする。
 孫子も、慌ててその後を追う。
「あ、あの……」
 いつにない強硬な態度に、孫子は、おそるおそるといった感じで香也に声をかけた。
「なにか、怒ってます?」
「……んー……」
 香也は、がらりと自室へと続く襖を開け、中に入る。
「別に、怒っているわけではないけど……結局、みんなのいうとおりになってしまうのが……」
 悔しい。
 いろいろ抵抗をしてみたところで、最後には同居人の少女たちにいいようにされている自分……というものを省みたとき、香也はそことはない焦燥感じみたものを覚える。その半分は明確に意志教示をして断りきれない、自分へのいらだちで構成されているわけだが。
「……ごめんなさい」
 孫子は、深いため息をついた後、香也の肩にもたれかかって素直に謝罪の言葉を述べた。
 香也のいうことは、孫子にも理解できる。寄ってたかって香也の意志を無視して、自分たちの要求を押しつけている……という自覚くらいは、あるのだった。
「でも……それは、香也様を想うっているためで……どうか、わたくしたちを嫌わないでください……」
 香也は香也で……すぐさま、そんなことをいいだす孫子に対して、かなり驚いていた。香也がイメージしている孫子とこの目の前にいる孫子とでは、かなり差異がある。
 それに「わたくし」ではなく「わたくしたち」を嫌わないでください、と複数形いったことにも、香也は意表を突かれている。
「……んー……」
 香也はなんともいえない表情になって言葉を濁した。
「本当に、ごめんなさい……。
 いつも、香也様には甘えてばかりいて……」
 ……ああいうのも甘える、というのだろうか……と思いつつ、香也は、
「……んー……。
 別に、いいけど……」
 と答えてしまう。
「……香也様は、いつもお優しいから……」
 孫子はそういって、香也の体に回した腕に、いっそう力を込めた。
「みんな、いろいろと問題のある子たちばかりですけど……香也様がいるだけで、ずっと救われているのですよ……」
 香也にしてみれば……もちろん、誰かを救っている、という自覚はまるでない。むしろ、一方的に世話になってばかりいる、と、思い込んでいる。


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