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隣りの酔いどれロリおねぇさん (10)

隣りの酔いどれロリおねぇさん (10)

 三島さんは、ぼくに背を向けて、二人ではいるとかなりきつくなる狭い浴槽の縁にしがみつくようにして、肩で息をしている。それを見て、ぼくは、
 
選択肢イ。三島さんをいたわるように、肩に手を置き、背中をさすった。
選択肢ロ。ここぞとばかりに、さらに三島さんを責め立てることにした。

 の二種類の選択肢を思いついたが、やはりここは、後者を選択するべきでしょう。今までさんざん迷惑かけられていることだし、悶えている三島さん、普段とのギャップが可愛いし。

 と、いうことで、三島さんの小さなお尻の両側面を両手で挟み、むんず、と持ち上げて、お尻を突き出させる。こうすると、無毛の微かな膨らみにシンプルな線が一本引かれたような三島さんのアソコが丸見えになる。
「──な……」
「これから、中に指を入れますからねー」
 驚愕した様子でなにか言いかけた三島さんを無視して、言葉をかぶせるようにして宣言し、おもむろに三島さんのスリットを少しこじ開けて、その中に人差し指一本を差し込む。「んっふ」と三島さんが吐息を漏らす。指に肉がからみついてくるような感触はあったが、内部も、すでに指を動かすのに支障がないくらいには、湿り気を帯びていた。試しに、ちゅちゅっちゅ、と三往復ほど指を動かしてみると、三島さんはいやいやをするようにつきだしたお尻を振り、背中を震わせる。
「この姿勢だと、体のほとんどがお湯から出ているから、湯あたりしないでしょ? 寒くなってきたら、お湯に入りましょーねー」
 とかいいながら、三島さんの秘処に突き立てた指をさらに動かす。
 三島さんは、指を動かすたびに、「あ。あ。あ。あ。」と、小さな声しぼりだす。
「やめろぉ! こ、こんな姿勢だと、そちからは丸見えじゃないかぁ!」
 羞恥のためか、ほっぺたを真っ赤にした三島さんが肩越しにこちらを振り返り、震える声でぼくに訴える。もちろん、ぼくはそんな声には取り合わず、
「いいじゃないですか。三島さん、胸ないし。この丸見えの所しか、見所も、弄り甲斐のあるところもないんですから」
 澄ました声でそう答え、指の動きを早めた。そうすると、三島さんが喉から「ひゃ。ひゃ。ひゃ」みたいに聞こえる声を上げはじめ、体全体がぶるぶると震えだし、傍目にも、ぼくに抗議を続けるだけの余裕が、次第に失われていく。
 ぼくは、しばらく、手探りならぬ指さぐりで、三島さん膣内の、一番反応するポイントを探し出す作業に没頭する。
 そうして見当をつけた場所を重点的に責めはじめると、それまで浴槽の縁に手をかけていた三島さんが「うわぁ」、と叫んだ。
 かと思うと、やおら立ち上がり、「ダメダメダメ。もう止めろ止めろ。馬鹿馬鹿馬鹿。もおうダメダメ」と、仁王立ちになって声を張り上げ、股間から、無色透明の液体を断続的に噴出し始めた。匂いからいっても、出方からいっても尿である可能性は少なく、……。
「……すげぇー。これが、潮吹きってやつかぁ……」
 ぐったりと崩れ落ちようとする三島さんの背中を慌てて支え、ぼくは呆然と呟く。噂には聞いていたけど、初めて見た。というか、実存する現象だったんだなぁ、とか思っていると、
「……馬鹿ぁ……」
 ぼくの腕の中でなんとか立っている三島さんが、焦点の合っていない目を、半眼の、とろんとしたまぶた越しに、ぼくのほうに向けて、切れ切れに、ぼそぼそとした、聞き取り難い声で、いった。
「……いきなり、こんなん……恥ずか……ばかぁ……」
 それから、急にぼくの首に手をかけて、ぐいっ、と、ぼくの顔を引きつけ、
「こんなことした罰だ、馬鹿! ベッドまでお姫様だっこし連れてけ!」
 真っ赤な顔の半分以上を口にするような勢いで、つばを飛ばして、喚いた。
 至近距離でいきなり大声を出されたので、耳がキーンとして、しばらく聴覚機能が不全に近い状態となる。

 しかし…………お姫様だっこ……………だって?

[つづき]
目次

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