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彼女はくノ一! 第一話 (15)

第一話 ある日、くノ一が落ちてきて……。(15)

 楓の乳房は、香也の男根を挟み込むことが可能なほどには大きく、また、適度な弾力をもっていて、硬くそそりたつその部分を両側から刺激するのにも適していた。もちろん、楓自身は、乳房と香也の性器が接触する部分にごりごりする感触を感じるだけで、直接それが性格に繋がる、ということはまるでなく、だが、すぐ目の下に見慣れない、見方によってはグロテスクな形状の男性器が存在し、それに自分の意志で自分の一部分を押しつけている、という非日常的な行為自体には、それなりに感じる物があった。
『……こんなおっきいのが……これから、わたしのなかに……はいって……』
 鼻先に、香也の先端からあふれてくる匂いを感じながら、そのこわばりが自分を貫いている様を想像しようとして、でも、うまく想像できなくて、楓は、畏れつつ、期待し、一人で顔を赤らめた。

 一方、さきほどから乳房による奉仕を受け続けている香也のほうも、もちろん、女性にこのようなことをされるのは初めてなわけで、肌の接触から受ける感触、よりも、現在自分が置かれている異様なシュチュエーションのほうに、より、感じるところが多かった。
『楓に、積極的に刺激されている……』
 という事実から来る、最初の並が去ると、一度は高まった射精感が少し沈静し、自分の下半身に顔を近づけるようにして奉仕している楓を、冷静に見つめる精神的余裕も、若干はでてくる。
「……ねぇ、楓ちゃん」
 香也はいった。
「それ、楓ちゃんも感じるの?」
「……え?」
 一瞬、きょとんとした、虚を突かれたような顔をして、楓は、香也を見上げる。
「感じるとかそういうのではなくて……その、こうすると、男性が喜ぶ、と教えられました」
 教えられたときは、模型の張り型を使ったのだが。
「ぼく、楓ちゃん、触りたい。触って、感じて、感じさせたい」
 香也は、わりと真面目な表情をして、結構いやらしいことを言い出した。
「だからさ、ちょっと立って貰える。この姿勢だと、楓ちゃんの体と、距離がありすぎ」
「あ。はい」
 楓は、そういわれて初めて自分が全裸であることに気づいたかのように、急にもじもじと恥ずかしそうに体をくねらせ、局部と乳首を両腕で香也の視界から隠すようにしながら、それでも従順に、香也のその指示に従う。
 もちろん、楓の乳房は、腕一本で隠しきれないほどに発達していたし、楓が羞恥の感情を露わにする様子のほうが、平然としていられるよりは、香也の眼にはよほど扇情的に映った。

「触る」
 一言そういって、立ち上がった楓の豊満な胸に、香也は顔を埋めた。
「え? ……あっ!」
 その動きを予測していなかった楓は、あっけなく胸を隠していた腕を簡単に取り払われた。香也の顔が、乳房に押しつけられる。香也の頬が、熱くなっているのを、感じる。少し膝をかがめて、頭の高さを調節した香也は、楓の乳房に取り付いて、胸を揉みながら、乳首を舌で転がしたりし始めた。
 最初はくすぐったいような、変な感触しか受けなかったが、しばらく刺激をうけているうちに、段々と、
『……もっと、して欲しい……』
 と、そう思い始めている自分に気づいて、楓は愕然とする。

 楓は、自分でも気づかないうちに、香也の頭に腕を回して軽く抱き寄せ、「あっ。あっ。あっ」という断続的な、短い声をあげている。

[つづき]
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