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第四章 「叔父と義姉」(13)
荒野は自分の硬直を、後ろから押さえつけている茅の股間に潜り込ませる。荒野のいきり立ったものに、茅の茂みの温かく湿った感触を感じる。先ほどから腹にくっつきかねないぐらいにそそり立っている荒野自身が、茅の湿った場所にくっつくと、茅が少し体を震わせた。そのまま、茅のそこに自分自身を接触させ、前後に揺すると、すでに一度果てて敏感になっている茅はそれだけで体の力を抜いた。その隙に、荒野はすばやくベッドの枕元に置いてあった避妊具の箱を明け、パッケージの封を開ける。
「今すぐ、茅の中に入れるからな……」
そういった荒野の声は、興奮で上擦っていた。
茅から体を離し、避妊具を装着しようとするが、焦っているのと興奮して大きくなりすぎているのとで、なかなかうまい具合に装着できない。茅もこちらに体の向きを変え、ゴムを局部につけるのを手伝ってくれる。
「……荒野の、大きいから……」
自分の液体で濡れててらてら光っている荒野の陽物を片手で固定しながら、茅が呟く。
手際が悪いのは、二人とも、こういう作業に慣れていないだけだ……と、荒野は思った。
ようやくゴムを装着すると、荒野はベッドに茅の体をもどかしげに押し倒し、背後から挿入しようとする。先端を茅の入り口にあてがった時点で茅が体の向きを変えようとしたため、挿入しはじめた時、茅は半端に横臥している体制になり、そのまま荒野を迎え入れた。
「……んはっあ!」
今までとは違う感触に、茅が声を上げ始める。
茅の中は、相変わらずきついが……少なくとも、最初の頃のように荒野を押しも戻すほどの抵抗はない。熱く、湿っていて……堪えきれなくなった荒野がざくざくと乱雑に動き始めると、キュッと締まって前後する荒野自身に絡みついてきた。
荒野は、茅の右足の腿に乗り、片手で茅の左腿を支える恰好のまま、横向きに寝そべった茅を責めたてる。充分に高揚し、挿入と同時に動きを速くされた茅は、ベッドのシーツを掴みながら、喉の奥から漏れる声を押し殺そうとしている。その沈黙を破ろうと、荒野は緩急をつけて、腰を動かす。
「……どう、茅? こういう恰好、初めてだよね」
動きながら、荒野は尋ねた。
「普通にやるのと、どっちがいい?」
「……やっ! あっ! 普通のと、当たるところが……あっ!」
律儀に受け答えをしようと茅が口を開きかけると、意味のない歓声があがりかけ、それを押さえ込むと言葉がでない。
そうした茅の反応を楽しみながら、荒野は、茅の膣内の壁に亀頭を擦りつけるようにして、動き続ける。今まで我慢してきた後、ようやく茅の中に入った荒野自身は、これ以上ないというくらいに怒張して、茅の内部を蹂躙し、腰を引くたびにとどめなく流れる茅の愛液を外に掻き出している。荒野が動くたびに、「じゃじゃじゃ」という音が茅のそこからしている。
「すごいね、茅……びちょびちょだ……」
実際、結合部の周りはあふれ出た液体でぐっしょりと濡れており、それは、二人の腿の方までしたたり落ちていた。
茅は、口を固く結んで、その言葉には応えようとはしない。口を開けば、恥ずかしい声が漏れ出てしまう、という自覚があった。
「……じゃあ、今度は……」
荒野は、深く茅に埋没したまま、一旦動きを止め、茅の腰を両手で抱いて、茅の体の向きを少し変える。
茅を、ベッドの上に四つんばいにさせて、繋がったまま、お尻を高く持ち上げてから、再び動き始める。
「……いやぁ!」
と、茅が叫んだ。
「……こんな、動物みたいな恰好! 恥ずかしい!」
とか叫びはじめる茅の抗議を無視して、荒野が激しく動き出すと、茅の抗議は、すぐに歓喜の喘ぎ声へと変化した。
荒野が突くたびに、体を大きく跳ね上げ、「あうぅ!」とか「はぅう!」とか声を上げはじめる茅。
「……茅だけじゃなくてさ!」
荒野は動きながら、背後から体重をかけ、茅の体を押さえつけ、茅の耳元に囁く。
「おれだって、こんなにえっちなんだから。茅とこんなことしたいと、いつも考えてる。だから……」
……恥ずかしがることないんだよ……。
そういいながら、荒野は茅の体にしがみつくように腕を回し、右手で茅の乳房を鷲掴みしし、左手の指先で、結合部の上にある突起をまさぐる。
その体制でさらに動きを早めると、茅の「あっ! あっ! あっ!」という短い喘ぎの連続が、「あー! あー! あー!」という尾を引く叫びに変わる。
荒野自身も、最後が近づいているのを感じる。
茅の中で動いている荒野のモノが、ひたすら、熱い。
「茅、気持ちいい? おれ……もう!」
と叫びつつ、荒野はラストスパートに入った。
「……駄目! 駄目駄目!」
茅が、がくんがくんと荒野に乱暴に突かれるまま、体全体を揺さぶられ、ぎゅっと目を閉じてそんな声を上げていた。
「やっ! やっ! やっ!」
最後に、茅の奥に深々と刺した姿勢のまま、荒野が硬直する。
茅は、荒野に組み敷かれたまま「……ぁー……」と、安堵したような声を、喉から絞り出して、動かなくなった……。
二人して、ベッドの上に寄り添い、しばらく動けなかった……。
[
つづく]
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