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彼女はくノ一! 第四話 (41)

第四話 夢と希望の、新学期(41)

 洗い場の床に体を横たえた状態で、香也の額……というよりは、顔の上半分に、冷水に浸してきつく絞ったタオルが置かれた。火照った顔の上に置かれたひんやりとしたタオルは心地よかったが、おかげで視界も完全に塞がれた。

「……すごい……こんなに……」
 才賀孫子の掠れた声が聞こえる。
「この間はあんまりよくみれませんでしたよね……触ってみますか?」
 続いて、楓の声も聞こえた。

 のぼせて頭がぼーとしているので、香也には二人がなにについて話しているのか、いまいち理解していない。
 もちろん、香也のナニについて話しているわけだが。
「……ほら、こんなにいきり立って、ピクピクしていて……他のを知っているわけではありませんけど、とても大きいと思います……中に入ってくると、もう、いっぱいいっぱいになって……」
 楓の声が、心なしか艶を含んでいる……ように、聞こえた。
「……そ、そうなの……こんなのが中に……」
 そこに熱い吐息がかかったので、ようやく香也は、二人がなにについて話しているのか、ということに思い当たる。そこに吐息が当たる、ということは、つまり、それだけ顔を近づけて、まじまじと見つめている……ということだった。
 よく聞くと、荒い呼吸音は二つ、聞こえている。
 しかも、棒立ちになったままのあそこには、今では両側から吐息がかかっていた。
「ほら……こうして根本に引っ張ると……先の方が……」
「……ん……変な匂い……」
 つまり、匂いがわかるほどに顔を近づけているというわけで……。
「本当……匂いますねー……洗わないと……」
「そうね……ちゃんと、清潔にしないと……」
 ……香也はいたたまれなくなって、そのまま飛び跳ねて逃げたくなったが、同時に、二人にこの後されるであろうことを想像するとこのままじっとしていた方がいいような気持ちにも、なり……結局、期待と不安の板挟みとなって、そのまま硬直しているほかなかった。
「敏感な所だから、手で……指でそおっと……」
「……直接洗剤つけても大丈夫?」
「……たぶん……中性ですし、ボディソープですから有害な物質は入っていないかと……」
「……わ、わたくしがやっても……いい?」
「それは、香也様に聞いてみませんと……」
 もぞもぞと間近に人の動く気配がして、ぴったりと熱くて柔らかい物体が、香也の右側に押しつけられる。
「香也さまぁ……才賀さんが香也様のあそこ、洗いたいっていってますけどぉ……」
 香也の耳元で、甘えたような楓の声が聞こえた。
 楓は、香也の半身に乗りかかるようにして添い寝して、ぴったりと密着する体勢になり、香也の胸あたりを掌や指で撫でさすりはじめる。
「……代わりにぃ……わたしは、他の所を洗わせてもらいますぅ……」
 香也の背に、ぞわぞわぞわ、悪寒に似た痙攣が走る。
 香也も興奮しているが、二人の様子も、十分におかしい。性衝動を抑制する箍が外れかけている、としか思えない。声を聞くだけでも、二人が興奮状態にあることがはっきりとわかっ。た。
「……んふっ……では、失礼して……」
 孫子が、はぁはぁと荒い息を香也の股間に当てながら、男根の根本を指で固定して皮を根本にひっぱり、露出した亀頭に冷たいボディーソープを垂らしはじめる。
 ねっとりとした液体を敏感な部分に垂らされると、香也は思わず「うひぃ」という声を上げてしまった。
「……本当……敏、感……」
 孫子はうっそりとそういって、香也の亀頭に軽く指を押し当て、泡立てはじめる。
 まだ若く、経験も少ない香也はそれだけでも体中をがガクガク震わせるほどの快感を感じている。
「動いちゃ駄目ですぅ……」
 楓が、拗ねたような甘えたような声をあげ、香也の体にのしかかるようにして、激しく震えはじめた香也の体を押さえつけた。
 豊満な楓の胸もぴったりと香也の肌に密着しており、香也が打ちふるえるの似合わせ、乳首の先端の硬くなった部分が荒野の肋の辺りに擦りつけられる。
「……せっかく、才賀さんがぁ、きれいにしてくださるんだからぁ……」
 香也の体に半ばのしかかった楓は、自分も感じているのか、腰の部分、陰毛のある辺りをそれとなく香也の太股に摩擦させていた。
「あ。あ。あ」
 と、香也はうめいた。
 美少女二人にやさしく攻められているわけだが……香也の意志は見事なまでに無視されている。男として、それに人間としての尊厳を、踏みにじられている。しかし、彼女らの行為は、香也の性感をこれ以上はない、というほどに刺激している。
「……香也様の体……興奮して、綺麗なピンク色になっていますよ……」
 熱い体を密着させながら、楓は、香也の首筋から顎にかけて、ねっとりと口唇を這わせる。
「……これが……殿方の……」
 孫子の声も、明らかに熱を帯びていた。
「今……ピクッて動いて……熱い……硬い……」
 孫子は今では細い指でしっかりと香也自身を握っており、ボディーソープでぬるぬるになったそこの感触を確かめるように、前後にしごきはじめた。
「……だ、駄目! それ以上されたらぁ!」
 楓に押さえつけられたまま、香也の背筋を何度目かの痙攣の衝動が襲った。
「それ以上されたらぁ!」
 小さく叫んでから、孫子の手の中に盛大に射精し始める。

 孫子は、脈打ちながら、とどめもなく白濁した液体を先端から出し始めた手の中の物体を見つめながら、それでも握る手をゆるめず、出始めてから出終わるまでを、ごく間近で観察した。
 手の中で打ちふるえながら香也の男性がすっかり射精を終えたの確かめると、孫子は、
「……匂い……これが殿方の……香也の匂い……」
 と呟いた後、んふっ、んふっふっふ……と笑い始めた。
『……壊れてるよ! 楓ちゃんも才賀さんも壊れているよ!』
 射精の後の虚脱感に襲われながら、香也は、ぼんやりそんなことを考えている。
「香也クン!」
 いきなり、孫子が叱りつけるような厳しい声を発した。
「なんですか! あなたは! 人がせっかく綺麗にしているところに粗相をして!」
 それから、うってかわって優しい声で付け加える。
「……今、シャワーで流して、また洗ってあげますからね……」
「それでは、わたしはぁ……香也様の上のほうを……」
 楓は、香也の腹の上に跨って、自分の胸にボディソープを垂らし始める。
「……この体で、洗せてもらいますぅ」
 上から垂らしたボディソープを、まず、自分の体に塗りたくった楓は、そのまま香也の上体に倒れ込んで密着させ、すりすりと前後に揺すりはじめる。
 俗称、阿波踊り。
 んふっ。んふんふんふっ。
 と、孫子も笑い続けていた。
「……では、わたくしは……この敏感な部分を……今度は、お口で、洗ってさしあげます……」
 んふっ。
 と笑い声をあげて、孫子は、根本を掌で固定した香也自身の先端を、口に含んだ。
「……ちゃんと……舌で……きれいに……」
 ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ……と聞こえる水音の合間に、孫子は切れ切れに、そんなことをいっていた。

[つづき]
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  • 2006/05/19(Fri) 15:27 
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