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彼女はくノ一! 第五話 (5)

第五話 混戦! 乱戦! バレンタイン!!(5)

 三人の少女たちは、香也の視線など気にせず平然と服を脱ぎだした。そして、体の曲線を直にみるにつけ、香也は内心ぎょっとする。
 三人の胸は、心持ち、膨らみかけていた。ブラはしていない。する必要もない大きさだったが……香也は、目のやり場に困った。
 相手は子供、とはいえ……香也とて、異性を過剰気味に意識する年頃である。
「……どうしたの? にいちゃん?
 脱がないと、風呂、入れないよ……」
 三人のうちの一人、たしか「イバラキガク」と名乗った子供が、不思議そうな顔をして大きな瞳で香也を見上げる。
『……この子、目が大きいな……』
 と、香也は思った。
「……んー……君たち、女の子……」
 からからになった喉から、香也は、何とか声を絞り出す。
「……ああ。そんなことか……」
 茨木岳は大人びた仕草で肩をすくめた。
「気にしなくて良いよ。ボクらも、気にしないし。っていうか、自意識過剰。
 じっちゃんものらさんも、ボクらの裸なんかみたって欲情なんかしなかったよ」
「……じいしきかじょー! じいしきかじょー!」
 ガクの尻馬に乗るように囃したてたのは、羅生門法。みなからはノリと呼ばれている。ノリはすでに、靴下しか履いていなかった。局部も胸も、香也の目線から隠そうとする気配もなく、堂々とさらしている。香也はノリの股間にうっすらと、陰毛が生え始めているのを確認し、慌てて目をそらせる。
「……あー……ひょっとして……」
 みなかからは「テンちゃん」と呼ばれている酒展天は、靴下さえ履いていないすっぽんぽんだった。そのまま、白い裸体を密着させるようにして、香也の下半身に、手足を絡ませる。
「……おにーさん、勃っちゃった? ボクらの裸みて、欲情した? 欲情した?」
 自分の股間を香也の太股に擦りつけながら、そんな本質的な問いかけを行う。
「……どれ、確かめてみようねー。
 恥ずかしがらなくてもいいんだよー。生物として当然のことなんだからー。ほんのーに忠実っていうかぁー……」
 子供らしからぬ口調でそんなこといいながら、手足を香也の下半身に巻き付け、香也が逃げるのを封じながら、香也の服を脱がしにかかる。
 三人とも、香也の胸くらいまでの背丈しかない。
「……ホンノー! ホンノー!」
 意味が分かっているのかいないのか、ノリもはしゃぎながら香也のベルトを外しはじめた。
「……ちょ、ちょっと、君たち……」
「いいから、いいから」
 いつの間にか香也の背後に回ったガクが、後ろから手を回して香也の服を脱がし始めた。
「ボクら、じっちゃんのしか男の裸みたことないんで、ちょうどいいや……。
 じっくり観察させてね……」
 そういいながら、ガクは、服をめくりあげた香也の裸の背中に、柔らかくて暖かい体を、ぴとっ、と密着させる。
「……ほら、ノリ、テン……ちゃんとおにーさん脱がせなけりゃあ……お風呂に入れないじゃないか……」
「……ほいほーい!」
「お風呂! お風呂!」
 といいながら、ノリ、テンは香也の服を手際よく全て脱がした。
「……おちんちんだー!」
「……うーん……あんまり大きくない……ふにゃふにゃ……なんか、くやしい……」
「馬鹿! 気持ちよくしないと大きくはならないんだよ!」
「そっかぁ! じゃあ、これから大きくすればいいんだ!」
「そうそう! 三人でやればなんとかなるよ!」
「おにーさん、暴れないで!」
「面倒だ! このままお風呂まで担いでいく!」
「「「おー!」」」
 素っ裸になった三人に担がれたやはり素っ裸の香也は、三人に羽交い締めにされたまま、湯船に放り込まれた。
 三人も次々と湯船に入り、香也の体のそこここにしがみついてくる。
「おちんちんってどうやると大きくなるのー?」
「気持ちよくすればいいんだって!」
「だから、どうすれば気持ちよくなるのかって聞いてるの!」
「わかんないよ、そんなの! 適当にいじくってみれば?」
「……うーん……こう? なんか、へんなかんしょくー……」
「次、ボクね、ボク!」
 左右からしがみつかれたまま中央に来た子供に、適当に局部を悪戯されている、という構図で……股間への刺激よりも、密着した部分の感触とか体臭とかのほうが、香也を刺激した。
 香也にとっては、このシシュチュエーション自体、刺激が強すぎた。
 すぐにむくむくと、香也自身が大きくいきりたつ。
「あっ。立った立った」
「すっげぇー。こんなに大きくなるんだ……」
「かってー。形も変わっているし……」
 子供の一人が、つんつんと先端の敏感な部分を指でつつくと、香也は体全体を大きく振るわせた。
「……馬鹿! 乱暴にするなって! 敏感な所なんだぞ!」
「……むー……じゃ、じゃあさ。ボクらばっかりやるのも不公平だから、おにーさんにもボクらの触って貰おう!」
「……こ、こうかな? ひゃっ!」
 香也の左手の中指の指先が、なにかなま暖かいものに接触した。
「……こ、こんなところを触らせるの……おにーさんが始めてなんだぞ……」
 香也の左手にしがみついたまま、ノリは香也の中指で自分自身の入り口を探らせ始める。最初のうちは、こわごわと動かしていたが、すぐに自分でも腰を振りながら、早く動かすようになる。
「……はっ……なんか、おにーさんの、指……」
 はっ、はっ、はっ、と呼吸を早くしながら、ノリは切れ切れにそんな不明瞭なことを言いはじめる。
「……ノリだけ狡い……ボクも……」
 どこか熱に浮かされたような表情で、テンも香也の指先を自分の入り口にあて、動かし始める。
 ノリもテンと同様、入り口の浅い部分に、ほんの少し香也の指をいれて上下に動かしているだけ、なのだが……内部から、じっくりとした粘りけのある液体が、香也の指に絡みついてくる。
「……もー……二人とも……」
 香也の指を道具にして擬似的な自慰に興じはじめた二人を交互にみながら、ガクは湯船の中で直立した。
「じゃあ、しょうがないから……ボクは、おにーさんに、ぼくのをちゃんと見せてあげる……」
 そういいながら、ガクは、香也の首を太股で挟むような体勢になって、自分の股間を香也の目前に晒した。
 恥ずかしそうにしながらも、ガクは香也の鼻先に自分の恥丘をこすりつけるように近づけていった。
「ん……鼻息、当たってる……」

[つづき]
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