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彼女はくノ一! 第五話 (215)

第五話 混戦! 乱戦! バレンタイン!!(215)

「……はぁ……いっぱい……」
 香也の正面に座った孫子が、半眼になってつぶやく。
「……熱いのが……ドクドクって……脈打って……」
 孫子は、避妊具のゴムを経由しても香也が出したものの感触を感じている。先日、やはり楓も交えて三人で行った性行為以来、香也は自慰も夢精もしていない。そのせいで、数日分溜まっていた濃い精液が大量に出た訳だが、男性の生理についてあまり詳細な知識を持たない孫子は、そのへんの事情までは推察できない。
 ただ、香也が自分に満足して射精した、という事実に感動し、その証拠となる感触にうち震えて放心している。孫子の、香也を受け入れている部分が、孫子自身の意志に関係なく何度か収縮する。その刺激を受けて、孫子を貫いたままの部分も何度か大きく脈動し、そのたびに孫子は、「……んんっ……」とか「……はぁっ……」と、息を吐いた。
 孫子は、ぼおっとした表情で放心している。
 次第に力が抜けて来た孫子の体を支えるのも難儀になってきたので、香也は孫子を横たえようとした。
 が、香也が体を離そうとすると、孫子が、
「……だめぇ……」
 と鼻にかかった甘えた声でいって手足を絡ませてくるので、香也は仕方がなしに、繋がったままで、孫子と一緒に横たわる。
 必然的に、孫子の上に、香也が乗るような形になる。
 孫子が下から手足を絡ませてくるので、香也は孫子と至近距離で向き合っている。
「……お、重くない?」
 照れ隠し半分に、香也が孫子に囁く。
「……んっ……この重さが……幸せ、です……」
 そういって、孫子は、香也の体に回した腕に力を込める。香也の分身を咥えた部分が、また痙攣に似た収縮をした。
 孫子は香也に顔を近づけ、口を求め、香也はそれに応じて口唇を合わせた。

 数十秒か数分か……とにかく二人は、一塊になって長々と口付けを交わしていた。
 その硬直を解いたのは、楓である。
「……いつまで二人の世界に入っているですか……」
 そうつぶやいて、香也の股間に手をいれ、二人が結合している部分から肛門にかけて、指で、すぅっと一なでする。香也のその箇所は、楓と孫子が分泌した透明な液体で濡れぼそっている。
 そんな部分を他人に触られた経験がない香也は、不意の刺激に「……うわぁっ!」と声を上げて跳ね起きた。当然、孫子からも体を離すことになり、それまで香也の体を離そうとしなかった孫子は、当然のことながら不満顔になる。
 尻餅をついてへたりこんだ香也の股間に、楓は顔を近づけた。
「……まだまだ、元気ですねー。
 はい。今、きれいにしますからねー……」
 幼児にでも話しかけるような口調で楓は香也の股間に話しかけ、香也の半立ちなっているものを手でつかみながら、その根元に舌を這わせはじめる。睾丸や陰毛などについた液体を、ぴちゃぴちゃと音をたてながら丁寧に舌で清めて行くうちに、一度力を失いかけていた香也の分身が再び硬くなっていく。
 香也の男性の半分ほどを覆っている避妊具をそろそろと上にずらしながら、
「……んっ……香也様の……」
 とかいいながら、そこから漏れ出てくる白い粘液も、楓は舐めあげていく。
 楓の表情は、恍惚としており、楓の太股にも、透明な液体が伝い降りはじめている。
 楓が……香也の出した精を舐め取っている……気づいた孫子は、楓の横に無理に割り込むようにして香也の股間に顔を密着させ、楓と同じ行為を開始する。
「……駄目……香也の……」
「……独り占めは……」
 楓と孫子は、並んで四つん這いになりながら、左右から香也のあそこを舐め、精液を取り合いはじめる。

「……え……えろえろだぁ……」
 羽生は呆然とした口調で口にした。
 羽生の目の間では、へたりこんだ香也の股間に、楓と孫子が顔を突っ込んで、ぴちゃぴちゃと盛大に音を立てて舌を使っている。一列にならんだ楓と孫子の白い臀部が、時折、何かを希求するようにもぞもぞと蠢く。
 実体験のない羽生にとっては、目に毒というか、それ以上に淫靡な光景だった。
「……おうおう。
 盛っている、盛っている……」
 一方、三島の口調は羽生よりも余裕があった。
「……男の方も、まだ一回しか出してないし、全員やりたい盛りの年頃だから、ここまで火がつくと、いくところまでいかないと鎮火しないぞ……。
 楓か才賀のどちらかがへばったら、代りに入るし……」
「……先生……その、本気でいっているのか?」
 羽生は、無理に三人の痴態から目をそらして、三島に確認する。
「……ま、あの少年がそれまでに収まれば、話しは別だけどな……」
 三島は、羽生に向かって頷いて見せる。
「才賀のあの薬がどれほど効果を持続するのかわからんけど……本人のせいではないのに悶々とするのも、わかいそうだろ……」
 一瞬、羽生も納得しかけてしまったが……。
「……ちょっとまて!
 だからって、先生が体をはる必要はないだろ?
 どうしてもうちのこーちゃんを楽にさせたいってんなら……その、手とか口とかで、出させればいい筈で……」
「……硬いこというなよ、お前……」
 三島は羽生の詰問に、明確には反論しなかった。
「わたしも溜まってた所だから、ギブ・アンド・テイクというか、利害の一致というか……」
 それどころか、訳の分からない理由を並べて、羽生から目を逸らす。
「……よーするに……自分がやりたいだけっすか……」
 羽生は、三島をジト目で見つめた。
「……い……いいじゃないか。
 ど、どうせ、向こうも収まりがつかない訳だし……」
 三島はどもりながらも反論にならない反論をする。
「……資源とチンポの有効活用っていうか……。
 それにだな、いっとくけど、わたしのテクと締まりは半端じゃないぞ……。
 若いうちにそれを経験できると思えば、金くらい貰ってもいいくらいなもんで……」
「……今度は、売春ですか……」

 羽生と三島が睨み合いをはじめても、三人はそれに関心を持つ余裕はなかった。それぞれ、自分の快楽を追求するのに余念がなかったためだ。
 香也の避妊具を完全に外すと、今度は、楓と孫子がその中に残っていた香也の精液を奪い合いはじめた。
 二人が顔を向き合わせて小さなゴムの液体を口でもって奪い合う、わけだから、当然、楓と孫子の舌同士も触れ合う……どころではんく、指で吊るしたゴムの舌で、舌を同士をぶつけ合う、といった感じになる。
『……うわぁぁ……』
 香也は、すぐ目の前でそんなに扇情的な光景を見せつけられ、目を話せないでいる。楓も孫子もとも美少女であり、その二人が恍惚と頬を赤らめ、顔をつけるようにして自分が射精したばかりのザーメンを奪い合っている、という図は、絵的にもいかにも淫靡だったし、シュチュエーション的にも、香也には刺激的にすぎる。
『……あんなもの……』
 うまかったり甘かったりするわけが、ないのだ。
 二人が奪い合っているのは、それが「香也のものだから」という、ただそれだけの理由で……。
『……ぼくに……』
 そこまで求められる資格が、あるのだろうか……と、思わずには、いられない。
 そう思うのは、別に今回がはじめてというわけではない。
 二人の……あるいは、樋口明日樹も含めて、明確に香也を異性として意識している少女たちに、確としたリアクションを返さなかったのは……そうした、香也が根源的な部分に抱えている、「自信のなさ」も、大きな原因になっている。
 香也という少年は、根深い部分に、「自分が、今ここに生きていること」への罪悪感を抱えており、本人も意識していないその罪悪感が、必要以上に人付き合いを避ける、という香也の行動パターンを決定づけているのだが……。
 目の前の光景は、香也が長年抱えてきた、そうした「根拠のない不安」を、何にも増して雄弁に否定している。
 それ以上に……香也自身も意識していない「不安」など吹き飛ばすくらい、強烈に……香也の、「牡としての欲望」を刺激する……。

 コンドームの中の精液をすっかり舐め終えると、楓と孫子は、再び香也の股間に顔をつけ、肉棒に付着している白濁液を舐めはじめた。





[つづき]
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