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競泳水着の誘惑 (18)

競泳水着の誘惑 (18)

 苦悶の表情を浮かべ、目を閉じたまま、栗田にしがみついた舞花は、
「続けて」
 といった。
 その表情をみて、栗田はいいようのない罪悪感に苛まれる。それと、ようやくはいったあそこの先端も、痛い。舞花の入り口はとてもきつくて、まるで万力で締めるつけられているかのようだった。「指か何かでほぐしてから入れた方が良かったかな?」という思いも、ちらりと脳裏をかすめたが、舞花が「続けて」、という以上、途中やめる訳にもいかない。
 あとは、舞花の締め付けに、自分のナニが壊れずに保ってくれることを願うばかりだ。そう思うほど、舞花のあそこはきつかった。体は大きいし、十分に濡れているのに、ここはこんなにきつい……。

 栗田がゆっくりと侵入すると、舞花が大きく息を吐く。
 締め付けがきつくて、栗田自身が痛かったので、進行は、ごくごくゆっくりだった。
 入り口さえ入れってしまうと、内部の締め付けは心配していたほどきつくなく、むしろ、中にはいればはいるほど、広くなって、弾力のある壁でやさしく押し包まれている感じがした。それとも、舞花自身がリラックスしてきて、収縮が解けてきた、ということなのだろうか?
 いずれにせよ、入り口の部分が、一番、きつい。

「……もう……入った?」
「えーと……三分の一くらい、かな?」
 舞花は、目を閉じたまま、栗田にしがみつき、大きく息を吐いた。
「続けて」
 相変わらず、表情が痛々しい。

 すぐに、それまでにない抵抗を感じる箇所に、いきあたった。
「あ」
 なにか感じるところがあったのか、舞花も栗田に、いった。
「ちょっと、止まって。休憩」
 そういって、相変わらず目は閉じたままだが、栗田の胸を掌で押して重心を変え、ゆっくりと押し倒す。横たわった栗田の胸に両手をつき、舞花が覆い被さっている。
「ここからは、わたしが、入れる」
 目を閉じたまま、栗田の上に覆い被さった舞花がいった。「まーねー」でも「舞花」でもなく、「飯島先輩」の、クールな表情だった。
「痛いし、それ以上に怖いけど。
 いいか。こんなことをするのは、セイッチ、お前にだけだからな」
 舞花の声は、震えていた。

 舞花は、身震いしながらも、ゆっくりと、自分の腰を降ろしはじめた。


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競泳水着の誘惑 (17)

競泳水着の誘惑 (17)

「えーと……ここでいいの?」
「んー。たぶん」
 舞花が全裸になることを恥ずかしがったため、相変わらず舞花の下半身は水着に覆われている。上半身だけをはだけた舞花と全裸の栗田が相対して座り込み、水着の脇からお互いの性器を接しようとしている光景は、傍目には滑稽な光景だったが、当事者たちの表情は真剣そのものだ。
「あああの、本当に、怖いんだからね。自分の指も、入れたことないんだから」
「あー。なるべく、ゆっくりする。さっき一回出したし……」
 栗田は、舞花の腰の両脇に手をかけて固定し、しずしずと自分の腰を舞花のほうに近づけた。舞花は、栗田のを指でしかるべき箇所に固定し、導いている。硬いままの栗田の先端が、舞花の濡れた肉を割って中に入ろうとする。
「ぎ」
 と、舞花が息を吐いた。いや、歯ぎしりの音だったのかも知れない。
「大丈夫? 痛い?」
「痛い。それと、怖い」
 まだ先端が軽く割れ目に触れている程度で、内部には侵入していないのだが……。
「というか、本当に、こんなに大きいのが、全部はいるのか?」
「た、たぶん」
 初めて同士だと勝手が分からなくて、いろいろと大変ではある。
「じゃあ、いくよ。舞花」
「あ」
「なに?」
「初めて、まいか、って呼んでくれた」
「あ」
 二人して顔を赤くして、俯いて、黙り込む。
「……じゃ、いくから。ゆっくり」
「……ん……」
 舞花が、俯いたまま、両手を栗田の胴体に回し、自分の体を、栗田の胸に密着させる。「あ。胸板が厚い」、と、舞花は思った。
「きて」
 目を瞑り、舞花が、いう。

 めりめりと、栗田の肉が、自分の肉を割る感触があった。
 舞花は、歯を食いしばる。ふうぅ、っと大きく息を吐いて、訊ねる。
「入った?」
「先端だけ。痛い? やめる?」
「大丈夫。まだ、痛くない」
 本当は少し、痺れに似た感じがする。でも、まだ我慢できないほどでもない。
 しかし、これで先端だけなのか。
 怖くて、目を開けられない。
 舞花は大きく息を吐いて、栗田の体にしがみつく。
「続けて」


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競泳水着の誘惑 (16)

競泳水着の誘惑 (16)

「やぁ!……だめぇ!……馬鹿!……いやぁ!」
 嬌声なんだか悲鳴なんだか区別しかねる舞花の叫びを頭上に聞きながら、栗田は舞花の股間に顔を埋め、舞花の分泌した体液で濡れた水着越しに、形が明瞭になっている溝とその両端のかすかな膨らみを、鼻先と舌でたどっていく。時折、水着の脇から指を差し入れ、陰毛をかき分けて、襞の内側の湿った感触も確かめる。舞花の反応が予測不能なので、指をあまり奥深い部分にまでつっこむ、という事はなかったが。
 とにかく、水着一枚を隔てたところにある舞花の股間部は、童貞である栗田の最大の関心事である、といっても過言ではなく、その部分のことを知るためには、多少の無理も辞さない覚悟だった。
 最初のほうこそ、栗田とその行為を罵りながら、太股で栗田の頭を締め付けて、暴れていた舞花だったが、いざ実際に、そこの部分に栗田の舌が触れ、水着越しに、ではあっても、ぴちゃぴちゃと盛大に音を立てて舐められはじめると、徐々に抵抗する気力も失っていき、終いには、栗田の頭を両手で押さえ、自分の股間に押しつけるようになっていた。

 しばらく、押し殺した舞花の声と、水音だけがあたりに響く。

「……馬鹿ぁ。変態。助平」
 ようやく、栗田が頭を舞花の股間から離すと、舞花はぐったりした様子で、荒い息の中から、ただそれだけの単語を並べた。ただ、それらの単語には、罵倒というよりは、照れ隠しか、それとも、甘えているような響きの方が、強かったが。
「……感じていたくせに……」
「いうな、馬鹿!」
 舞花は平手で栗田の肩を叩こうとしたが、栗田はその動きを予測していたので、さりげない動作でかわし、かわりに、ぐったりしている舞花の頭と肩を、自分の胸元に引き寄せて、抱きしめる。
「やっぱりかわいいなぁ、まーねーは……」
「……あ……う……あ……」
 栗田から見える舞花の耳の裏が、覿面に、真っ赤になる。
「ばばばばばばば馬鹿!」
 叫んで暴れようとする舞花を羽交い締めにして、無理に押さえ込みながら、栗田は、舞花の耳元に囁いた。
「そろそろ、その、……まーねーの中に、入れたいんだけど……」
「……ぁぅ……」
 その言葉を聞いた舞花は、栗田の腕の中で、途端に静かになる。
「……いいよ……その……あの……」
 舞花は、栗田の腕をふりほどき、同じ目の高さで、向き合うようにする。
「でも……その……『まーねー』じゃなくって、『まいか』と呼んで欲しい」


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競泳水着の誘惑 (15)

競泳水着の誘惑 (15)

 栗田は露出した舞花の乳房に顔を埋め、本能と欲望の命ずるままに、思うさま、こねくり回す。舐め回す。
「……すげぇ……」
 顔を埋めながら、栗田はいった。
「すげぇよ、柔らけぇーよ。まーねーの胸」
「……いちいち言うな、馬鹿ぁ……んん……」
 目を閉じて、なにかに耐える表情をしながら、舞花は栗田の頭と胴体に手足を巻きつけている。
「セイッチの顔……とても、熱いぞ……」
 いって、舞花は「はぁ」と息を吐く。吐息が、舞花の胸に頭を密着させていた栗田のうなじを、なでる。
 熱い。
 栗田は両腕で舞花の腰を引き寄せ、さらに体を密着させ、仰ぎ見るように顔を上に向け、舞花の口唇を、求める。
「甘えん坊め」
 軽く笑いながら、舞花は、二、三度軽く口唇を押し当てた後、長く口唇同士を合わせる。どちらともなく、お互いの口内に舌を差し込み、絡ませる。
 そうしながらも、栗田は半ば無意識的に、密着させている腰を前後に揺すりはじめた。
 すっかり硬くなっている栗田自身が、濡れた水着越しに舞花の敏感な部分を刺激し、舌を絡ませながらも、舞花は喉の奥で「んん」と、うなった。
「はぁあぁ……」
 口を離して、舞花はいった。
「……元気すぎるぞ、セイッチの……」
 頬が紅潮し、瞳は潤んでいる。
 栗田は応えず、無言で口唇を舞花の首にあて、肌につけたまま、首筋を下がっていく。ゆっくり時間をかけて首や鎖骨を舐め、再び、乳房と乳首にとりつく。乳房の重みを確かめるように、掌で弄びながら、乳輪が小さくて色の薄い乳首に、軽く、歯をたてる。
「んん!」
 舞花が、首を後ろにのけぞらせて、うめく。
「痛い?」
 強く噛みすぎたかな? と思った栗田が訊ねると、
「いや。この程度で、ちょうどいい。……気持ちいい」
 意外に素直に、舞花が答えた。
「じゃあ、もっとやろう」
 ちゅぷちゅぷとことさら水音をたてながら、栗田は舞花の乳首を舐め回し、歯をたてる。同時に、もう一方の乳首も、故意に爪を立てるように摘みあげ、引っ張る。
「ん。あぁ……」
 舞花のうめき声には、せつなげな響きが混じるようになっている。
「そろそろ、下のほうも……」
 盛り上がってきたかな? と判断した栗田が、舞花の下半身に手を延ばそうとすると、
「……まだ、だめ……」
 息も絶え絶えに、それでも、舞花は拒絶した。
「……そっちは、本当に、恥ずかしいから……」
 そういって、自分の掌で、股間を覆う。
「さっき、さんざん触ったじゃん」
「……触るのは、いいけど……」
 触るのはいいが、その部分を露出させたり見たりするのはNG、ということらしい。
 ここまできて恥ずかしがる、という基準や気持ちは、栗田には理解できなかったが、とりあえず、「舞花の基準」に従うことにする。
「じゃあ、水着越しに、舐める」
 栗田はそう宣言して、目を丸くするばかりの舞花に、抵抗する猶予を与えず、素早く股間に顔を埋める。


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競泳水着の誘惑 (14)

競泳水着の誘惑 (14)

「続けるの? 続けていいの?」
「……いいから」
「まーねー、ちゃんと感じてる?」
「……」
「ちゃんといわないと、やめるよ」
「……い、いじわるに育ったな、セイッチは……」
 栗田は無言で指の動きを早める。
「……ん。ん……」
 舞花は眉間に皺をよせてなにかに耐える表情をしていたが、やがて、栗田の耳元に口を寄せ、
「……感じてる。うまいな、セイッチは。本当に初めてか?」
 ぽつり、と、囁いた。
「いや、まーねーがすっかり濡れてるから……」
『滑りがいい』、といおうとして、イヤというほど背中をつねられる。
「せ、セイッチだけだからな! わ、わたしがこんなことするのは!」
 照れ隠しなのか、舞花はことさら大きな声でいう。
「かわいいいよ、まーねー」
 股間に指をあてたまま、栗田は舞花の上に覆い被さり、舞花の豊満なバストに顔を埋める。しばらく水着越しに感触を楽しんだ後、顔を舞花に近づけ、
「そろそろ、脱がしていい?」
 と訊ね、返事を待たずに、口唇を塞ぐ。さんざん、ねっとりと舌同士を絡ませた後、ゆっくりと顔を離すと、頬を染めた舞花が、
「……恥ずかしいんだからな……本当に……」
 ぽつり、という感じで呟く。
 その返事を「消極的賛成」と解釈した栗田は、口で、舞花の水着の胸の部分を、引っ張る。

 ぷるん、と、大きいだけではなく、形もいい乳房が、露わになった。お椀型で、しかも、寝そべっていても平らにならない。乳首も乳輪も小さくて、見た目の印象が「かわいい」。色素も薄かった。

「……うぉおぉぉぉ……」
 思わず、栗田は小さく驚嘆の声をあげる。
「……かっこいいぃ……」

「……馬鹿ぁ……」
 顔を真っ赤にして、舞花は露骨に視線を逸らしている。
 血が昇って朱に染まった部分、健康的に日焼けした部分、水着の形に、日焼けから免れて本来の肌の白さを露呈している部分、水着の部分……眼下の舞花の様子をじっくりと見つめていた栗田は、ごくり、と固唾を飲み込むと、一息深呼吸をして、露わになった舞花の豊かな乳房に、顔を埋める。そのまま、かわいい乳首を口に含む。舌でなぶり、軽く歯をたてる。
「んん!」
 小さく声をあげた舞花が、両手で栗田の頭を、両足で栗田の胴体を、力を込めて抱きとしめた。


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